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中東6カ国がカタールと断交発表後、2022年にらみFIFAが動く

FIFA “In Regular Contact” With Qatar Regarding 2022 World Cup.

カタールに対し、サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)など4カ国だけでなくイエメンとモルジブも足並みをそろえ断交を発表しました。カタールの株式市場は一時7%も急落し、約7年ぶりの下落率を記録する有様です。ちなみに原油価格はというと、いつの間にかブレント原油先物が一時1%超も下落し時間外での上昇を打ち消す動きをみせていますね。

断交問題の火に油を注ぐように、国際サッカー連盟(FIFA)も動きました。2022年にワールドカップ・カタール大会を控え、同国にコンタクトを取ったといいます。FIFAがeメールの声明で明かしたところ、「2022年W杯に関する地元の組織委員会と運営委員会との間の通常連絡」だったとか。それ以上はノーコメントでしたが、このタイミングでの接触はあらぬ憶測を招くというものです。

カタールのW杯選出をめぐり、不正や買収などよからぬ噂が駆け巡ったことが思い出されます。

W杯はまだ先の話ながら、世紀のイベント開催を前にカタールは数々のスポーツイベント主催国となっています。ロイターによると今年だけでも72大会を開催し、そのうち半数超えの39は国際的トーナメントといいますから他人事ではありません。既に第10回体操W杯のほか、世界最高峰の陸上競技ツアーのIAAFダイヤモンドリーグを無事消化したものの、9月22〜23日にはドーハで水泳のW杯カタール大会を予定します。中東6カ国から断交状態では、最悪の場合中止が視野に入るでしょう。

水泳W杯の後もセーリングやスカッシュなど、続々とスケジュールが組まれているだけに当事者は気が気でないでしょう。カタールとしても、こちらで指摘致しました通りサウジアラビアやUAEへの食品輸入の依存度が高いだけに、深刻な問題を抱えます。”ドーハの悲劇”が直撃すれば、原油相場はもちろん外交に無関係のスポーツ選手にまで影響が及びかねず、他ならぬカタールも信頼を失ってしまう。カタールに残された時間は、1993年10月28日の日本代表のように限られています。

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