記事

シューズ オットー

~「もうあかん やめます!」の店頭垂れ幕で有名~

 シューズ オットー(TSR企業コード:571165664、大阪市北区西天満6-1-5、官報上:尼崎市武庫町1-9-12、創業昭和52年4月、代表者:竹部淺夫氏、従業員2名)は4月26日、神戸地裁尼崎支部から破産開始決定を受け同日、破産手続廃止となった。
 負債額は現在調査中。

店頭に「もうあかん やめます!」と書いた大きな垂れ幕を掲示し、「店じまい売りつくし」として閉店セールを20年以上に渡り続けるなどのユニークな宣伝で地元では知名度があった。業界で勤務していた竹部代表が経験を活かし昭和52年4月に独立。大阪市北区西天満6-1-5の西天満交差点に店舗を構え、卸業者から買い取った在庫を安値で販売するスタイルで営業を展開。紳士用ビジネスシューズをメインに扱うほか、身長を高く見せることができる「シークレットシューズ」の販売にも注力していた。

 「大阪一安い店」を謳い文句に、50年代後半のピーク時には本店のほかに大阪駅前第一ビル(大阪市北区)など3店舗を展開、地元のビジネスマンを中心に顧客を確保。バブル期には好調な業況を維持したが、景気後退や消費不況の波に押され売上が低下。本店のみに絞り経営を続けたものの、経営悪化に歯止めが掛からなかった。この頃、代表者が口癖としていた「もうあかん」という言葉を店舗に掲げるなど奇抜な宣伝を展開し、テレビや雑誌などにも取り上げられ、知名度を高めた。

 しかし、売上自体は伸び悩み、近年の年間売上高は約3000万円にとどまっていた。資金面も厳しく、代表者の自宅不動産を売却するなどでしのいできたが、高齢となった代表者が体調を崩したこともあり、28年2月20日に店舗を閉鎖。当日の「閉店セレモニー」には古くからのファンや報道陣が訪れた。その後、靴の販売は別の事業体が引き継いだが、当社自体は資金不足から法的な手続による清算を選択した。

あわせて読みたい

「破産」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    外務省は韓国の告げ口外交許すな

    tenten99

  2. 2

    "保守化"を認められない老人たち

    城繁幸

  3. 3

    暴言の豊田氏 辞職は困る自民党

    猪野 亨

  4. 4

    中田宏氏 私も秘書に暴言吐いた

    中田宏

  5. 5

    加計で総理批判する国民に疑問

    青山社中筆頭代表 朝比奈一郎

  6. 6

    蓮舫代表「私の国籍は日本のみ」

    PRESIDENT Online

  7. 7

    橋下氏「都議会の酷さも批判を」

    橋下徹

  8. 8

    止まらない民進党の離党ドミノ

    文春オンライン

  9. 9

    注文を"忘れる"店 大反響の裏側

    フォーブス ジャパン

  10. 10

    【中継録画】海老蔵さんが会見

    THE PAGE

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDまたはYahoo!IDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。