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減産延長期待で$50に迫る原油相場

原油相場は4営業日続伸で$50/bblの節目に迫りました。決め手に欠けるためか大台を超えるには至っていません。

5月15日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比$1.01高の$48.85/bblで、引け後の時間外取引は$48/bbl台後半です。

サウジアラビアとロシアは来年第1四半期までの減産の延長の必要性について合意したと報じられています。

 ■ サウジとロシア、18年3月まで原油減産延長の必要性で合意 (ロイター)

必要性があるというだけで減産延長するかどうかは決まっていませんが、現行水準の供給量に制限される場合第3四半期以降は世界の需給バランスが供給不足になるものと思われます。

現在の需給バランスはやや余剰となっているものと推定され、その状態が続く可能性が原油相場を$40/bbl大台後半に留めていると考えられます。

需給が均衡すれば$50/bbl大台前半、不足すれば更に上値を追えるのでしょうが、どうなるものでしょうか。

一方米国エネルギー情報局 (EIA) によると、6月の米国シェール オイル主要産地の産油量は合わせて日量540万バレル余りで前年比11.8%増となる見通しです。4か月連続の前年比プラスで、伸び率も加速して二桁増を記録しました。

過去最高の産油量は2015年3月の日量546万バレルですが、この調子だと7月には記録を更新しそうですね。

中国国家統計局によると、同国の4月の原油処理量は日量1,086万バレル相当の4,445万トンで前年比0.6%減でした。8か月振りのマイナスで、処理量は昨年9月以来の低水準を記録しています。

年初来の累計では前年比3.1%増となっています。

国内産油量は前年比3.7%減の日量391万バレルで、18か月連続の前年比マイナスです。

先に税関が発表した4月の原油輸入は前年比5.6%増でしたから、同月の中国の原油需給バランスは557万トンの供給過剰となりました。年初来の累計では1,980万トンの供給過剰です。

2017/5/15
NYMEX WTI Jun: $48.85/bbl ( +1.01 )
20日移動平均: $48.38 ( +0.05 )
ボリンジャーバンド
 +2σ: $51.73/ -2σ: $45.03
 幅: $6.70 ( -0.92 ) / 100日平均: $5.59
ボラティリティ
 28.84 ( +1.37 ) / 100日平均: 24.41

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