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フランス大統領に最年少のマクロン氏

昨日7日行われ即日開票されたフランスの大統領選で、極右のルペン氏ではなく、史上最年少39歳のエマニュエル・マクロン元経済産業デジタル相が、圧勝しました。

EU(欧州連合)への賛否などを争点にした決選投票で、統合維持の声が多数を占めました。マクロン氏は、フランス史上最年少で大統領に就きます。また、大政党に属さない大統領誕生も1958年以降の現在の第5共和制では、初めてということです。1回目の投票で、既成の2大政党の候補が決選投票に残れず、国民の様々な不満が現れました。

マクロン氏は、
「世界はフランスが自由を守ることを期待している。EUを立て直すために大きな役割を果たさなければならない」
「選挙を通じて怒りや不安を表明したすべての国民の声を尊重していく」
と述べ、経済の立て直しや社会の格差の解消に取り組む姿勢を強調し、EUとの関係を強化していく考えを示した、と報じられています。

マクロン氏は、「左派でも右派でもない政治」を掲げて無所属で立候補することで、現状の政治に不満を持つ有権者の支持を集め、また極右政党である国民戦線のルペン氏の当選を阻みたい多くの有権者の受皿になったことが勝因、といわれています。

極右政党の党首がならなくて、EU各国をはじめ、多くの人がホッとしていると思います。私もよかったと思っています。アメリカのトランプ大統領が行っていることが反面教師になって、真っ当な選択がされた、ということもあるかと思います。

フランスでは、大統領選挙の翌月に、議会下院に当たる577議席の国民議会の選挙が行われ、新しい議会の多数派から首相が選ばれ、内閣が形成されるのが通例、とのこと。現在の国民議会では、与党の社民党など左派系が284議席、最大野党の共和党が199議席を占めていますが、既成政党への反発から、いずれも議席を減らす可能性が指摘されています。

マクロン氏は、自らが立ち上げた政治運動「前進」を政党に変え、各選挙区に候補者を立てて議会で単独過半数を目指し、全く新しい内閣を作りたいとしています。とにかく、安定した政権になり、分断された国内を治め、EUの安定にも力を発揮してほしいと願います。

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