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Engage with 文在寅氏が勝つと北朝鮮制裁はどうなる?

GW明けの5月9日に予定されている韓国大統領選挙は、世論調査では革新系野党の文在寅Moon Jae-in候補がリードを広げている(韓国ギャラップによると支持率38%)。

文候補は北朝鮮に対して融和政策を掲げている。融和政策はアメリカが音頭を取っている北朝鮮への経済制裁強化策と対立する。

WSJのTrump's Plan to Isolate North Korea faces trouble -in the South と記事の中で次の一文(一部省略)があった。

If elected,Mr.Moon has suggested he would renew such efforts, engageing economically with the North.

「もし大統領に選任されたら、文氏は経済的に北朝鮮と経済的にかかわりを持つ努力を新たにするだろうと示唆し続けている」

EngageまたはEngagementという言葉、政治・ビジネスの分野でしばしば見かけるがぴったりした訳語を当てはめるのは難しい。

文脈の中から適切な意味を考える必要がある。Engagementを辞書で見ると「従事・婚約・交戦」などの意味がある。

Engage withには「関わりを持つ。ぴったりはまる。交戦する」という意味があるが、上記の場合交戦するでは話が合わないから、経済的なかかわりを持つということになる。

Engagement with Pyongyangとは「平壌との絆」という訳がぴったりする。これは1998年から2008年までの10年間(金大中・廬武鉉政権)が採用していた太陽政策と同じ政策を意味する。

もし韓国が再び太陽政策を採用すると北朝鮮に対する経済包囲網に大きな穴が開き、国連安保理事会が決議した経済制裁が機能しなくなることを意味する。

又文候補は迎撃ミサイルThaadの韓国配置についても見直すと述べている。

韓国大統領選挙が終わるまで、北朝鮮は文候補のマイナスになるような、軍事的行動は取らないと思うが、それから先は分からない。

GW明けには再び極東の政治地政学的なリスクが脚光を浴びる可能性大だ。

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