北朝鮮と米国との間の緊張感が高まっている。勿論、隣国である日本が無関係であるはずがない。正確に言えば、アメリカ本土が戦禍に巻き込まれることはほとんどないが、日本や韓国はかなり危険である。
そうであって欲しいのだが、米国も北朝鮮も本音は戦争をしたくないと思っているはずである。米国も本土が攻められることはないだろうが、在日米軍や在韓米軍の軍人が犠牲になる可能性があるからである。そして中国も本音は同じだと思う。
北朝鮮国内の状況で、これまでと大きく違っている点がある。それは中国との関係である。北朝鮮の貿易の主力は石炭で、主な輸出先が中国であり、中国とは良好な関係を築いてきた。
しかし、金正恩主席に代わってから、関係は決して良くなくなった。金主席はまだ中国を訪問していない。中国にとって、北朝鮮は韓国や米国の緩衝地域であり、大事な隣国なのだが、現在は言う事を聞かない困った国でもある。
このような緊張状態の中で、政府がどのような対応を取るのか、当然協議はされていると思う。軍事作戦である以上、全ての作戦を表にすることはできない。それは当然のことなのだが、稲田防衛大臣はどの程度の危機感を持っているのだろうか。
何故ならば、このような状況の中で、GWに外遊するらしいからである。自衛隊のトップは総理ではあるが、実質の責任者は防衛大臣である。危機感のない防衛大臣に我が国の安全を守れるはずがない。即刻辞任して頂きたいと思うのは、私だけだろうか。
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- 2017年04月20日 20:27