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将来を見る米国株、過去を見る日本株

グッドフライデー連休明けの昨日の米国株市場は反発。ダウは183.67ポイント0.9%上昇した。S&P500、ナスダックも0.9%近い上昇。

北朝鮮発の地政学的なリスクが少し緩和したと市場は判断し、これから発表される企業業績に目を向けたことが大きい。

Factsetによると、3月期の業績は2011年以降で最良の決算になる見込みだ。

市場が北朝鮮リスクが少し緩和したと判断した根拠は中距離ミサイルの発射テストに北朝鮮が失敗したことや、韓国の大統領選挙で地上配置型ミサイル迎撃システムTHAADの韓国内配備について積極姿勢に転じた安哲秀(中道派)の支持率が急伸したことなどだろう。

米軍が北朝鮮に先制攻撃をかけることの報復リスクの高さを考えると当面THAADの配備が最大の抑止力なのだろう。THAADの配備をどこまで中国が容認するかなど大きな課題は残っているが。

下落が続いていたドル相場についてはムニューシン財務長官がFTのインタビューで「長期的にはドル高が好ましい」と発言したことで反発。ドル円相場は109円台まで戻った。

米国株式市場は足元の業績を確認しながら、将来業績の良い銘柄をピックアップしようという力強さが感じられるが、日本株市場にはその元気がないようだ。

本日の日経新聞朝刊は日本の株式市場が未来志向を失い、過去の利益を重視する「バックミラー相場」の様相を示していると述べていた。

トランプラリー(とその終焉)にしろ、地政学的リスクにしろ、日本の株式相場は海外要因に振り回されている。そしてその振幅は米国株式市場より大きい(さらにいうと下ぶれが大きい)。

ということでどうせ株式投資リスクを取るなら日本株よりも未来志向の米国株市場に資金を投じるべきだろう。

と思う人が増えているので益々日本株市場はバックミラー相場になっているのかもしれない。

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