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お金の打算をしないで恋愛できる女性が少ない理由

phaさんの「貧乏と恋愛」を読んだ。

「お金がないと恋愛や結婚ができないと言う人は、『男が稼いで女にお金を出すもの』みたいな男女観に囚われているからで、男も女もみんながある程度家事や仕事ができるという状態なら、本当に自由な恋愛ができるようになるんじゃないだろうか」というのは、本当にその通りだし、そうなってほしいなと思う。

「その通り」ということを前提に、phaさんの記事と関係なくなるが、日頃思ってたことを書きたい。

さらに恋愛では、お金あるとかないとか関係ない、この人が好きなんや、みたいなのもしばしば生じるものだ。

これを読んで、「私はこんな純粋な気持ちで恋愛したことは、たぶん1回しかない」と思った。

最も純粋なつきあいだった、8年間つきあった大学時代からの彼氏でさえ、つきあう前に「この人は私のことを好きと言ってて、いい大学だし、お家も裕福だし、まあいっかなー」という打算があったし。

あえて主語を巨大にすると、全くの打算抜きで恋愛できる女性は少ないんじゃないかと思う。

女性が恋愛や結婚をするのに打算が必要な理由

女性が恋愛や結婚をするのに打算が必要なのは、以下の2つが理由だと思う。

  • 日本では、女性が1人で生きていくのは難しい
  • 女性の最大の魅力を「若さ」と思っている男性は多く、若い期間は短いから、生きていくためには早く結婚する必要がある

女性が1人で生きていくには「安定した会社で正社員」という前提があって、たまたま氷河期世代で就職できなかったり、就職しても病気などのアクシデントで辞めたりしたら、たいてい非正規雇用となる。

「日経WOMAN」という、働く女性がターゲットの雑誌で、たまに女性の年収特集みたいな記事をやっている。

私が学生とか20代の頃は、低くても年収300万台までの女性しか登場していなかったと思うけど、最近は年収100万台の女性たちとか普通に出てくる(もちろん高い年収の人も出てくるけど)。

普通の雑誌ならわかるけど、これは「働く女性」「キャリアウーマン(しご)を目指す女性」がターゲットで、真面目に働いている女性たちの「普通」がいまは年収100万円台というのは、ちょっと驚きがある。

仕事で食べていけないから、女性にとって結婚は「就活」「立身出世」「青田買い」という側面もある。

その代表が「婚活」で、男性は「年収」「安定」、女性は「若さ」「容姿」を互いに交換する場だ。

ある意味、結婚というのは、「安定」と「性」の交換という側面もあるのかもしれない。

「性」には、快楽のための性行為だけでなく「生殖」も入っている。
子どもを産めるかどうかには「年齢」が関係するので、女性の価値=「若さ」と思っている男性は多いように思える。

そして、子どもを育てるのには、お金がいる。

上に挙げた考え方は極端で、ふつうの人はもっとバランスよく結婚のことを考えているけど、こうした事情があるため、心のままに恋愛する20代後半以降の女性は少ないように思える。

「2番目に好きな人と結婚した方がうまくいく」「自分『が』好きな人よりも、自分『を』好きな人と結婚した方がうまくいく」などといったことを信じて、実行している女性もいたりする。

「好きじゃないけど、嫌いでもない、条件もまあまあだから結婚する」というのは、女性にとってわりと普通のことだ。

もちろん、たとえ打算で相手を選んでも、そこからちゃんと恋愛・結婚できれば問題ない。

ただ、「お金あるとかないとか関係ない、この人が好きなんや」とまで思う女性は少ないと仮定して、それは「才能」だと思う。

私が思う「恋愛の才能がある人」

私が思う「最も恋愛の才能がある人」は、幼なじみと相思相愛で結婚した人である。

まず「この人が好きなんや」とまで思える人に出会うことが最難関なのに、身近で出会い、ずっと別れずに、就活でない結婚をする。だれでもできることではない。

もちろん、幼なじみでなくとも本当に好きな人と就活でない結婚をした人や、たとえ出会いが婚活でもそこからちゃんと恋愛ができた人も、恋愛の才能がある。

逆に、恋多き人は才能がないと思う。そういう人は、恋をしている自分に酔っていることが多く、相手のことを本当には見ていない。

あと、うまくいかない恋に執着する人も才能がないと思う。うまくいかないのに執着するという時点で、やはり相手のことを見ていないから。

「打算なしの恋愛」と「同じ相手と一生生きること」に必要な才能は同じ

私が思う「恋愛の才能」は、「相手の欠点に寄り添ってもいいと思えること」だ。

「お金あるとかないとか関係ない、この人が好きなんや」とまで思えるのは、「お金がないという『欠点』なんか気にならない、そんなの2人で助け合いながら何とかやっていけばいい」という、完全に打算を超えた気持ちだ。

つまり、「共感力」である。

皮肉なことに、たとえ就活としての結婚をしても、「同じ相手と一生生きること」に必要なのもまた、「相手の事情に寄り添う気持ち=共感力」なように思える。

就活のような結婚をした場合、相手が条件(年収など)から外れてしまったら、やはり離婚するのだろうか。

離婚する人もいるだろうし、何とか一緒にやっていく人もいるだろう。

それを分けるのは共感力だが、これは諸刃の剣で、共感力が強いためにだめんずに引っかかる人もいるだろう。

だから、恋愛に必要な才能ではあるが、必ずしも幸せに働くとは限らない(恋愛が必ずしも人を幸せにしないのと同じ)。

恋愛したいけどお金がない人はブログを書くといい

「ニート祭り」で出た「お金がないと恋愛や結婚ができないことについてどう思うか」だが、恋愛したいけどお金がない人は、ブログを書くといい。

実際、phaさんはお金がなくても、すごくモテるだろう(しらないけど疑いようがない)。
phaさんの人となりはブログで伝わってきて、共感する人はたくさんいるし、その中には女性だっているだろうから。

恋愛の才能が共感力ならば、相手に共感してもらえる材料を、ブログで提供するのだ。

別に人気ブログにならなくても、気になる異性に「こんなブログ書いてるんですけど」とアピールできる。
私も、人のブログを読んで「この人お金ないんだろうけど、面白いし、会ってみたいな」と思うことはたくさんあるので。

あと、「相手に共感してもらう」だけでなく、「相手に共感する」こともとても大切だ。

女性にとって、打算を忘れるほどの魅力は、「私のことを分かってくれてる」という共感だと思う。

だから、お金がない男性は、「私のこと分かってほしい」と思っているお金がある女性を狙うといいのかも。
問題は、どこで出会うのかだが。

男性ニートと、専業主夫を探しているキャリア女性が出会う場とかあればいいのに。

初デートにしまむらを着てくるおばさんは恋愛できるか

※気持ち悪い文章を読みたくない人は、ここで終わりましょう

「キモチワルイことを書いてこそブログ」という信念のもとで書くけど、私は、いろいろあきらめて枯れた今なら、「打算なしの恋愛」ができると思う。

問題は、私ができても、それを受け入れてくれる人がいない、ということだが。

子どもはあきらめた(産めるけど育てる体力がない)。
お金はないけど、いろいろな小銭の稼ぎ方を知ったので、時勢が大きく変わらなければ(いかにも変わりそうだけど)、一人で生きていけるだろう。

そうすると、望むことがシンプルになってくる。

ただ、一緒に楽しく過ごせて、心の支えになったりなられたり、それだけでいい。

年収とか容姿とかどうでもよく、「本とか映画とか、何でもいいから面白いものを、嫌味なく『これ面白いよ』って勧めてくれて、感想を言い合える人」「人生というイベントを、いろいろ言い合いながら、一緒にやり過ごせる人」「暴力ふるったりアル中だったり約束破ったりしない人」、その条件だけでいい。

その条件だけでいいって言っても、けっこう高い条件だし、プラス「私を好きになってくれること」だから、絶望的に高い条件だが。

「貧乏と恋愛」というテーマで最も気になったのは、実は、「お金がないから、初デートにしまむらの服を着てくる私でも、好きになってくれる男性はいるのか?」である。

あ、「若くて美人なら」は無しで。

「たぶんいない」と仮定すると、若さもお金もない中年女性は恋愛も難しいから、若いうちに恋愛なんて言ってないで「就活」としての結婚をするべき、結婚は金と若さの交換という経済的活動である、ということを身をもって証明してるな。悲しいけど。

恋愛や結婚は、若い人にだけ許された特権のように思えるので、私は恋愛なしで生きていく方法を考えていきたい。

(※しまむら大好きだから、ディスってないよ)

にゃんにゃん

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