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そうか医政局が今の労働環境を良しとしたんだ!悲しい現実

日経メディカル記事です。(医療行政の舞台裏◎残業規制適用に強力に反対したのは… 医師の「働き方改革」が5年延期された理由)本当悲しい限り。

>医療現場では救急など時間外対応をしなければならない局面が少なくないが、そこに時間外労働の上限が設けられれば人員増が必要となる。大病院の場合、億単位の人件費増も想定され、経営に大きな影響が及ぶ。そもそも地域によっては、勤務医の確保自体が容易ではない。人員増がないまま各医師の勤務時間が減ることになれば、診療の質や安全性の確保が困難になり、結果的に患者・国民が損害を被る。

そこで人員や医療費を増やそうとはならない今の日本。そう億単位のサービス残業が行なわれているという問題をスルー。そして医療の安全をうたいながら、このブラック労働下での医療安全は無視。

>残業規制の具体策作りを進めたのは、内閣官房の働き方改革実現推進室と厚生労働省の労働基準局。だが、そこでの議論で医師の時間外労働にスポットが当たることはなかった。どちらも医療現場における医師の働き方を理解していなかったためで、無理もない。運送業や建設業とは異なり、医師の時間外労働問題はある時期まで完全にスルーされていた。

おいおい医療界一体何やっていたの。でもこれは悲しい現実だよ。結局調整不足なんだよな。政治家への圧力も足りない。結果現場を知らない医師会や病院会のお偉いさんの意見がとおる。(自己犠牲の名の下成り立つ日本の医療 重鎮達の意見は傾聴しても間違っていれば取り入れない!

>医政局が持ち出したロジックは次の3つだった。
>第1に、医師には原則として診療を拒めない「応召義務」が課せられており、残業の上限規制によりその義務が果たせなくなる懸念がある。

この応召義務を果たすために正しい労働環境では義務が果たせないというのならそれを改善する施策をするのが医政局ではないのかな。ブラック労働環境を放置したまま書類等の仕事だけ増やしてきた歴史は無視かい。法律違反を放置ってただのサボリじゃないの。

>第2に、医師は一人前として活躍できるまでに10年以上の研鑽を必要とする職業であるにもかかわらず、人手不足という理由で安易に現場に借り出されれば、医療の質の低下を招く。

今のままの労働環境下での医療の質は無視?過労で死んでいった小児科医もただの個別案件?医政局が言っているのだからとこの矛盾を指摘できる官僚はいなかったんだろうな。

>第3に、自己研鑽を積むための学会への参加や研究などが「研修」か「業務」かの切り分けが難しい

ここで学会、研究について述べるの。第1線の臨床現場ではそんな学会への参加の機会にとられてる時間はほとんどないよ。開催日も休日の場合が多いし。また大学での研究なんて全ての臨床仕事が終わった後。朝7時から夜20時まで働いた後なんてザラで家に帰るのは午前様。まして研究の時間を除いても過剰労働状態だよ。

でも多分この提案聞いてる限り医政局わかってやってるね。そしてこの5年間が勝負だろうな。まあ医学部増設含めて新しい医師が増えているのは事実だし、環境は自然に改善してくれると考えているんだろうな。でも結局地域と科の偏在は今のままでは解消しないと思うんだけど。

やり続けるしかないな。

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