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長島昭久議員は議員辞職すべき 共産党との選挙協力が嫌だという身勝手な理由 当選しそうな政党に移りたいだけ

民進党の長島昭久議員が民進党へ離党表明をしました。
 その理由が、共産党との選挙協力は自分の心情に合わないというものです。
 ご本人の弁明はこちらに掲載されています。
長島昭久「独立宣言」―真の保守をめざして
「共産党との選挙共闘という党方針は、私にとり受け入れ難いものです。一昨年の「安保法制廃案」の熱狂の中で、突然打ち出された共闘路線は、まともな党内論議もないまま共産党主導で進められ、最近では民進党の基本政策にまで共産党が影響を及ぼすかのような場面が目立つようになりました。消費税しかり、TPPしかり、エネルギー政策しかり、憲法改正問題しかり、そして、いま審議入りもできない状況で紛糾しているテロ等準備罪法案しかり、です。」

 いろいろと述べていますが、「真の保守」がどうこういうのであれば、離党のタイミングは、今ではなく安保法制の採決のときでした。
 何故、この時期なのでしょう。

長島氏のブログより。当選のために必死感が漂う
[画像をブログで見る]


 この離党表明に対する民進党執行部は除名処分を検討するそうですが、当然のことです。
民進、長島氏を除名処分へ 野田幹事長は議員辞職要求」(北海道新聞2017年4月10日)
「民進党は10日の執行役員会で、離党届を提出した長島昭久元防衛副大臣=衆院比例東京=について、除籍(除名)処分に向けて党倫理委員会に諮る方針を決定した。」

 共産党と心情が合わないのは、共産党員でもなければ支持者でもない、他の政党の党員(議員)なのだから当然ですが、選挙協力(共闘)にまで心情が合わないというようなことを理由にするのは、あまりに幼稚な理由です。
 他の保守系の民進党議員たちは、自民党議員を落とすため、自民党候補に当選させないために、立憲主義を守るという点で選挙協力(共闘)を実現させたものです。
 その結果が、先の参議院選挙では、一人区での野党候補の善戦という結果に結びついたことは、選挙協力(共闘)があったからこそというのは誰でも理解しているところです。
 あの野田幹事長でさえ、共産党との選挙協力を押し進めるのも、そうした目的があったればこそです。
 他の保守系とされる民進党議員も同様です。

 選挙協力のために民進党が方針を歪めているというのであればまだしも、他の野党が民進党に合わせて譲歩しているというのが現実です。
 野田内閣が消費税大増税を決め込んで支持を一気に失ったという現実を見ることも出来ず、「真の保守」などと言ってみても説得力がありません。

 ましてや長島氏は比例区選出の議員です。政策云々言っていますが、結局のところ「共産党が~」レベルでの離党ですから、反党行為そのものであり、民進党という政党に投票した有権者に対する裏切りです。
 北海道では民進党の比例区から当選した鈴木貴子氏が、やはり同じように「共産党が~」で離党しましたが、長島氏は、この鈴木貴子氏と全く同じレベルであり、人として卑怯なのです。

 民進党では次期選挙では当選しそうもない、だから当選しそうな政党に移りたいと本音を語ってみたらどうですか。
 安保法制の採決のときではなく、都議選を控え、東京都における民進党の求心力が急落している、だからさっさと見切りをつけたということを堂々と言ってみたらどうでしょうか。
 比例区議員だから、その正当性を失います。だからその本音が言えない、人間として卑怯だからです。
鈴木貴子氏の暴言、大ウソつきは議員辞職せよ

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