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仏新大統領の最右翼、ルペン独占インタビュー「EUは”暴君”」 EU離脱、反移民、トランプとの共通点。排外主義政策の核心を語る - 「文藝春秋」編集部

 目前に迫ったフランス大統領選挙。

 4月23日(日)に行われる投票で1位になると目されているのが、国民戦線(FN)党首のマリーヌ・ル・ペン氏(48)だ。

文藝春秋の書面インタビューに応じたル・ペン氏©共同通信社

 第一回目の投票では過半数には届かないと見られており、5月7日(日)に決選投票が行われる見込みだが、フランス憲政史上初の女性大統領誕生となるか、世界中の注目を集めている。

 そんなル・ペン氏が『文藝春秋』の書面インタビューに応じ、大統領に当選したあかつきには、「私たちの自由を拘束する〝暴君〟のようなEU(欧州連合)に終止符を打つ」と宣言した。

「シェンゲン協定(欧州国家間で検査なしに人の往来が出来る協定)からの離脱」や、「EUからの離脱を問う国民投票を行う」など、保護主義的政策を掲げるル・ペン氏は、ドナルド・トランプ米大統領(70)と思想信条が近いとされる。

「私とトランプ氏との共通点は、それぞれの国民の意思を尊重し、投票結果に服従していること。相違点と言うと、彼はアメリカ人で、私はフランス人だということです」

 EUを槍玉にあげ、「反移民」「反イスラム」の旗印を鮮明にしているが故に〝極右勢力〟と見なされているル・ペン氏。しかし、そうした批判に対しては次のように反論する。

「私を『ネオナチ』(注:ナチス・ドイツの主義主張を復興させようとする政治運動)だと批判する声があることは承知していますし、そのような誹謗や中傷にはもう慣れています」

「そのような非難はグロテスクでさえあり、むしろ、私たちの対抗勢力が理性的に議論する能力がないことを証明しています」

 実は、ル・ペン氏はマニフェストに社会党も顔負けのリベラルな政策を多く取り込んでおり、行き場を失った左派の受け皿にもなっている。昨年11月の米大統領選で、バーニー・サンダース氏が民主党の候補になれなかったため、彼の支持層がヒラリー・クリントン氏ではなく一転してトランプ氏支持へと回ったのと同様の構図だ。

「右派であろうと左派であろうと、すべての愛国者を受け入れるつもりでいます」

 フランス国民は新大統領に誰を選ぶのか――。インタビューの詳細は、『文藝春秋』5月号に掲載されている。

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