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パナソニックの「Jコンセプト」新製品は“脱・ママチャリ”!?

パナソニックから、「Jコンセプト」の新製品が発表されました。

※Jコンセプトの電動アシスト自転車

そもそもJコンセプトとは、2014年にパナソニックが発表した、生活経験が豊かで、モノにこだわりを持つ「目利き世代」の50代、60代の消費者層に受け入れられるよう開発された“シニア向け家電”シリーズのことです。

これまで、エアコン、掃除機、洗濯機、冷蔵庫、炊飯器、オーブンレンジが発売されています。じつは、シニアだけでなく若い消費者からも評価が高いんですね。シニアが使いやすいものは、若い人にも使いやすいですからね。今回、そこに、LEDシーリングライトと電動アシスト自転車が加わります。

注目は、電動アシスト自転車です。

「目利き世代のなかに、アクティブな方が増加していることに注目しました」

と語ったのは、パナソニックコンシューマーマーケティングジャパン本部商品企画部長の木下歩さんです。

自転車市場が縮小するなか、電動アシスト自転車の生産は約55万台と、この10年間で約1.8倍の伸びをみせています。従来、“ママチャリ”のイメージが強いですよね。確かに、通勤・子育て世代である30~40代のニーズは高いのですが、一方、50~60代にも同じくらいのニーズがある。“脱・ママチャリ”すなわち“ババチャリ”“ジジチャリ”が求められているんです。

シニア世代の購買動機としては、足腰が弱ったからとか、健康のためというのが多い。日々の買い出しや通院、はたまた仲間と芸術鑑賞、お花見、公園散策……と、シニア世代が自転車に乗る場面は、意外と多いんですよね。

シニア世代が求めるのは、安全性と快適性です。航続距離や乗り心地が重視されるのは、電気自動車と同じですよね。その点、今回発表された電動アシスト自転車は、1回の充電で最長走行距離が約91キロ(ロングモード:発進や上り坂ではアシストを強く、平坦な道や下り坂ではアシストを弱めるモード時)と、従来型のバッテリーに比べて容量が約35%アップ。普通の使い方なら、約9日間の走行が可能といいます。

また、跨ぎやすい自転車のフレーム形状、漕ぎはじめが滑らかなふんわりスタートアシスト設定などの安心安全機能を搭載。さらに、同社26型の電動アシスト自転車に比べ約10キログラムの軽量化、20型への車輪サイズのコンパクト化など、シニアの求める機能性や使い勝手に、徹底的にこだわった。

そして、“脱・ママチャリ”には、上質感、つまりデザイン性が必須です。日本の伝統色をコンセプトに「松葉(緑)」のほか、「漆黒(黒)」「白磁(白)」「紅緋(赤)」の4色を揃え、シニア世代の美意識をくすぐります。価格は税別11万円。

Jコンセプトの家電は、全て日本製です。
「シニア世代のお客様の家電購入に対するお考えをお聞きしたところ、メイドインジャパンの製品を優先的に選ばれていることがわかりました」
と、木下さんが語ったように、日本のモノづくりに対するシニア世代の信頼は非常に厚いんですね。

パナソニックの国内家電が元気なのは、シャープと東芝が落ちたからだ、という説があります。もっともな話ではありますが、この自転車が売れれば、「パナの実力」が、少しは認められるのではないでしょうかね。

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