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【読書感想】牛肉資本主義―牛丼が食べられなくなる日

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牛肉資本主義―牛丼が食べられなくなる日

牛肉資本主義―牛丼が食べられなくなる日

Kindle版もあります。

牛肉資本主義―牛丼が食べられなくなる日

牛肉資本主義―牛丼が食べられなくなる日

内容紹介
「うまい、はやい、安い」といえば、牛丼。
給料日が迫った繁華街の昼、多くのサラリーマンが牛丼屋に
駆け込む姿は、今や日常の見慣れた光景である。
日本人の生活に浸透する庶民の味方といえる牛丼。
しかしながら、私たちのしらないところで
「日本で牛丼が食べられなくなる日が来る」という動きが現実化しつつある。
その流れをつくっているのは、リーマンショックの後、
息を潜めたかにみえた「マネー資本主義」。
このグローバルマネーが次のターゲットに選んだのは、「牛肉」だった。
世界的な牛肉争奪戦の裏で進行する、知られざる動きとは一体何なのか。
『里山資本主義』『里海資本論』の著者が、「強欲化する世界」に迫る渾身の1冊。

 この本を読みながら、僕は子どもの頃「牛丼の吉野家」のCMをみて、ひそかに感動していたことを思い出しました。

 当時、僕が住んでいた地方都市に吉野家はなくて、『キン肉マン』に出てくる牛丼をみて、あれこれ想像していたのですが、いまから35年前くらいって、「牛肉をあの値段で食べられる」ということそのものが、けっこう「すごいこと」だったんですよね。

「牛肉=ごちそう」という時代でした。

 マクドナルドが街のバスセンターにはじめてできたときも、すごい賑わいだったものなあ。なんだか新しいものが来た!って。

 でも、食べてみると、「けっこう割高だな、ピクルスって変な味がするし……」というのが、正直な感想だったのです。

 ところが、今は「牛肉」は、ごちそうの代名詞ではなくなりました。

 もちろん、高級牛のステーキや焼肉は、それなりに値が張るけれど、日常的に牛肉を口にしているし、それがとくに「ぜいたく」だと感じることもありません。

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