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【アマゾン】、アマゾン・ゴーの開店遅れる!AIコンビニはおでんツンツン男で不具合?



■アマゾンのレジ不要コンビニエンスストア「アマゾン・ゴー(Amazon Go)」の公開が遅れるとブルームバーグやウォールストリートジャーナルが報じた。関係者の話として伝えたことによると、原因はシステムの不具合。シアトル市内でテストをおこなっているアマゾンゴーは、商品を手に取って店を出れば自動的に課金される、AI(人工知能)を駆使したハイテク店舗だ。

アマゾン社員のみを対象に実験を行っているのだが、混み合うとシステムがクラッシュするため入場制限を設けているという。20人以上の来店では、お客のトラッキングが困難で、特定のお客が手に取った商品も判別できず、AIが機能不全に陥るとの話だ。また決まった商品棚から動かされた商品についてもトラッキングが難しく課金ができない。そのため沢山のお客が詰めかけるオープニングでは対応できないと、一般公開を遅らせているのだ。今のところ、店内に数名のお客のみで、商品を手に取る動作もゆっくりという条件下なら問題はないという。

 アマゾンは昨年12月、コンピュータービジョン(画像解析システム)やセンサーフュージョン、ディープラーニングなど自動運転車と同じAI技術を使うことで、自動購入システムによりレジ不要となるアマゾン・ゴーを発表。アマゾンはアマゾン・ゴーの一般公開となるオープニングを2017年初めとしていた。システム不具合が伝えられる現時点では、アマゾン・ゴーのオープニングがいつになるかは不明という。

なおアマゾンは同社のリアル店舗として書店の「アマゾン・ブックス(Amazon Books)」をシアトルやサンディエゴに5店舗、10坪前後でキンドルなどを展示販売する「アマゾン・ポップアップストア(Amazon Pop-Up store)」をモールなどに30ヵ所展開している。また、ネットで注文した生鮮食品などを車から降りずに商品を受け取るドライブスルー専用スーパー「アマゾンフレッシュ・ピックアップ(AmazonFresh Pickup)」も2店舗、シアトル市内にオープンが待たれている。

トップ動画:レジのないコンビニエンスストアの「アマゾン・ゴー(Amazon Go)」。50坪の広さで品揃えは普通のコンビニと変わらないが、入店時にバーコードチェックインして、買い物は商品を自分のバッグにそのままいれていくだけ。商品バーコードをスキャンする必要もなく、レジに並んで会計もせず、アプリ上の決済さえ不要だ。商品を持ったまま店を立ち去る(ウォークアウト)だけという脅威的テクノロジーだ。しかし、混雑するとシステム不具合が起きてしまうため、一般公開の目途は立っていない。

16年12月7日 - 【アマゾン】、アマゾンゴーにマルチフォーマット展開!レジなしもハッキングを考えろ?

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。AI(人工知能)がチェスや将棋、囲碁などの対戦型ボードゲームでプロを圧倒しています。一方でAIは、素人?の買い物客でさえまだ勝てないようです。

アマゾンのレジ不要コンビニのアマゾンゴーが発表されたとき、後藤はAIハッキングとして「手にとって、中身を抜いて、タナ戻す」の「五七五方式」や、子供に商品をピックさせて自分のカゴに入れさせる「鵜飼い方式」、マジックハンドを使って商品をピックしてカゴに入れる「マジックハンド方式」、大勢の双子で凄い速さで同じ商品を取ったり戻したりする「フラッシュ・モブ・スピード方式」、お客が一列にならんで商品を次々に他の人に渡す「バケツリレー方式」、カメラに「円周率は?」のボードを見せてAIが計算している隙に商品をとる「目くらまし方式」、精巧に作られた義手を使いジャケットやコートの内側から手を伸ばして商品をとる「目くらまし義手方式」など様々なハッキング・メソッドを紹介しました。

⇒現在伝えられているところでは、アマゾン・ゴーは20人以上の混雑でハッキングが可能とか。ナマケモノの所作スピードでないとアマゾン・ゴーのAIは買い物を認識できないようです。別の棚に無造作に置かれた場合も商品トラッキングが難しいのでは、人工知能に時給は払えません。日常的な買い物行動のトラッキングが困難ならば、おでんをつんつんする行為はフリーズです。ウケ狙いの不逞の輩はAIさえ理解が不可能。

AIコンビニのメリットとしてはお客から土下座を強要されないことぐらいでしょうか。タバコのカートンを脅し取られても、ちゃっかり課金しますし...AIコンビニの道のりは遠いですが、アマゾン・ゴーには期待しています。ただ、完璧に近いシステムを作るとなるとセンサーやカメラが多く必要で、大型店のAI化はコストが莫大になり実用的ではないでしょう。その点で昨年からクライアントに視察してもらっているのがサムズクラブのスキャン&ゴーです。ウォルマートはスーパーセンターでもスキャン&ゴーをテストしています。

 日本のマスコミはアマゾン・ゴーを脅威として取り上げていますが、まだAIはツンツン!ツンツン!に勝てないのは確かです。

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