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スマホ向け「CPUコア」で世界シェア9割超のARMを買収

相馬留美=文

昨年7月、ソフトバンクグループが英半導体開発大手のARM(アーム・ホールディングス)を3兆2000億円で買収すると発表した。ARMは「CPUコア」の設計で知られる企業だ。CPU(中央処理装置)とは、半導体における頭脳のうち、計算などの情報処理を行う重要な部品。そしてCPUコアとは、簡単にいえば「CPUの中心部」になる。

携帯電話やスマートフォン(スマホ)向けのCPUコアでは、低消費電力を誇るARMの世界シェアが9割超と圧倒的である。ARMはCPUコアの設計データを携帯電話やスマホのメーカーに売るのではなく、半導体メーカーに販売する。半導体メーカーは自社で独自の周辺回路を追加して、最終的には自社のブランドでCPUを販売する。ARMのCPUコアを採用するのは、自社でCPUコアの設計まで担うのは開発コストがかかりすぎるからだ。

ソフトバンクはなぜARMを買収したのか。東京理科大学大学院イノベーション研究科技術経営専攻の宮永博史教授は「ARMのCPUコアがその特徴を活かして、スマホ以外の、特にIoT(様々なモノがインターネットに繋がれた世界)といわれる分野にまで拡大されると、ARMの影響力はさらに大きくなる。ソフトバンクとしてはそこを押さえたかったのだろう」と指摘する。

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