記事

G20財務相・中銀総裁会議はアメリカの保護主義への傾斜を暗示

ドイツのバーデンバーデンで開催されていたG20財務相・中銀総裁会議は、米国がこれから保護主義へと舵を切ることを暗示させました。

米国は「アメリカ優先主義」を前面に打ち出し、これまでの慣習となっている「保護主義を排する」という確認の文言を共同声明から削除しました。さらに「(貿易の門戸を)開放する」という言葉も、今回の共同声明から削除されました。

今回のG20はスティーブン・ムニューチン財務長官にとって初の国際会議でした。しかしムニューチン長官はトランプ大統領の意向を忠実に伝える「子供の使い」以上のことは何もしませんでした。

保護主義が顕著になった例としては1932年のオタワ会議が有名です。

[画像をブログで見る]
(出展:デイリー・スター)

英連邦がその広大な領域を外国に対して閉ざし、外国製品に高い関税をかけたことで、フランス、ドイツ、アメリカも輸入品に関税を課す、為替を操作する、などの方法で報復したのです。

英国やフランスが早くから植民地経営をしていたのに対し、ドイツや日本は出遅れていました。だからおのずと「持たざるもの」の立場に追いやられ、貿易戦争を不利に戦わなければいけなくなりました。

このためドイツは東欧に勢力を伸ばし、日本は満州から大東亜共栄圏の構築へ……という道を歩み始めたことは良く知られています。

あわせて読みたい

「G20」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    日本が世界第4位の移民大国な訳

    ビデオニュース・ドットコム

  2. 2

    金足農 甲子園躍進で予算ピンチ

    キャリコネニュース

  3. 3

    翁長氏が後継指名 玉城氏出馬へ?

    田中龍作

  4. 4

    容疑者脱走 取材班に住民が迷惑

    NEWSポストセブン

  5. 5

    石破氏に軽減税率の阻止を期待

    おときた駿(東京都議会議員/北区選出)

  6. 6

    客離れに苦しむ鳥貴族の戦略ミス

    MONEY VOICE

  7. 7

    翁長氏の治療批判する記事に苦言

    中村ゆきつぐ

  8. 8

    チケット転売の公式化は不道徳か

    橘玲

  9. 9

    すぐそこに迫る脱・現金化の大波

    MONEY VOICE

  10. 10

    全て反対? 野党批判に騙されるな

    猪野 亨

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。