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横浜環状北線の開通にあたって

 今日3月18日、横浜環状北線の開通式が港北区内にて、菅官房長官をはじめ多くの来賓出席の下で開催されました。私も出席し、一言お祝いのメッセージを述べさせていただいたところです。
 
 この環状北線は横羽線と第三京浜の港北インターを結ぶもので、将来的に環状北西線が完成すると、横浜港と東名高速を経て多くの地点が直結することとなります。もちろん私の選挙区という意味でも、羽田空港や都内へのアクセスが飛躍的に改善するという大きなメリットがあります。

 しかしそれ以上に、日本の経済にとって極めて大きなインパクトがあるのが今回の道路の開通です。私は基本的に必要性が低い公共事業については反対の立場を政治家として取りつづけてきていますが、その私の目から見ても、今回の環状北線、そして今後の北西線が日本全体の物流戦略にもつ戦略的意義というのは極めて大きいものと思われます。

 東アジアで唯一、18メートルの水深の埠頭を南本牧に持ち、自然の水深もそれ以上の深さがある横浜港の戦略的重要性は、パナマ運河の拡張はもとより、世界の海運業界が三大アライアンスに集約される形で大きく再編されてきつつある最近の流れの中で増しています。日本の港が世界の物流の流れの中でハブとして機能していくことが出来るかどうか、上海や釜山の現状を考えたとき、まさに今正念場を迎えています。そのためには限られた資源ですから、選択と集中も大胆に行っていかなくてはなりません。

 同じことは海運だけでなく空運の世界にもいえることで、横浜、東京をはじめとする首都圏という大消費地、後背地のアドバンテージを活かして、横浜港、羽田・成田空港のプレゼンスを世界のヒト・モノの流れの中でどう増していくことができるか、東アジアにおけるハブ・拠点の一つとしての地位を我が国にしっかりと確立できるかがまさに問われています。

 国際競争環境は熾烈になる一方で、我が国には人口減少による財政制約があるという現実もあります。一方で、東アジアのライバルの動きを見れば、我々に残された時間はわずかです。インフラに限りませんが、どのようにして、世界の中でヒト・モノ・カネを日本に惹付けることが出来るか、意味のある効果的な投資をすることができるか、この点こそが経済的に死活的に重要です。

 政治には少なくともそのための環境整備をする責務があります。メリハリを付けて真に日本経済の成長に資するインフラにきちんと投資していく、そうした社会資本整備戦略を一層強化していく必要があります。微力ではありますが、次世代に責任を持つ政治家として全力で頑張ってまいります。

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