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スマホの決済機能、利用者の8割がコンビニで利用 一方、「情報流出リスクを感じる」83.4%

サイトウ イサム[著] /加藤 秀行[著]

 スマホの決済機能の利用者は増えており、31.4%の人が利用意向があった。しかし、情報流出リスクを感じる人は多いようだ。

 マイボイスコム株式会社は2月1日から5日にかけて、モバイル決済に関するインターネット調査を実施し、その結果を3月1日に発表した。回答者数は1万1,504名。

 直近1年間で、ネットショッピング以外の商品・サービスの代金の支払い状況を調べたところ、現金以外では「クレジットカード」が67.9%で最も多く、「電子マネー」(44.5%)、「デビットカード」(4.1%)が続いた。「現金のみ」は10.6%だった。また、「クレジットカード」「電子マネー」と回答した人に、「スマホや携帯電話のアプリ・機能」の利用状況を聞くと、13.3%が利用していた。利用率が高かったのは30代と40代の男性で、約2割と他の層より比率が高かった。

 スマホや携帯電話のアプリ・機能で決済した人に利用状況をくわしく聞くと、その利用場所は「コンビニエンスストア」が79.9%、「スーパー」が39.7%で、「自動販売機」「ドラッグストア」「飲食店、喫茶店など」「電車・バス運賃」などはそれぞれ20%台だった。また、利用頻度は「週1回以上」が男性で6割強、女性で5割弱に達し、「週2~3回」「週1回」「月に2~3回」「月に1回以下」がそれぞれ約2割だった。



 一方、博報堂金融マーケティングプロジェクトは、決済とスマホを軸とした「お金」に関する生活者意識調査を実施し、その結果を1月18日に発表した。調査対象はスマホと銀行口座を持つ16歳から69歳の男女3,097名で、調査時期は2016年9月30日から10月5日にかけて。

 おサイフケータイなどの機能を利用して、スマホに財布機能と通信機能のすべてを集約したいか聞いたところ、「とても利用したい」が3.9%、「やや利用したい」が9.5%、「どちらかというと利用したい」が18.0%で、31.4%の人が利用意向を持っていた。「まったく利用したくない」は14.6%、「あまり利用したくない」は21.1%、「どちらかというと利用したくない」は32.9%だった。利用意向を持つ人を男女別にみると、男性が41.3%で女性の20.2%を大きく上回った。

 また、スマホ決済による情報流出リスクについて聞くと、全体の83.4%が「リスクを感じる」と回答し、男性では80.2%、女性では87.0%がリスクを感じていた。

 スマホの決済機能は、ネットショッピング以外ではコンビニやスーパーでよく利用されている様子がうかがえる。しかし、一方でスマホに財布機能を持たせることについては、情報流出リスクを感じている人も少なくないようだ。

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