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風俗営業種もプレミアムフライデーを使えるようになりました

さて、前回エントリにて、先月から始まった経産省による施策「プレミアムフライデー」において、風俗営業法に規定されている業種がロゴ使用を原則禁止されるなど「爪弾き」にあっていた問題ですが、解決いたしました。以下、朝日新聞の運営するオンラインメディアWithnewsからの転載。
プレミアムフライデー、風営法の業種差別? 指摘受けロゴ規約変更へ
http://withnews.jp/article/f0170317001qq000000000000000W01110101qq000014881A

働き方改革や消費喚起をねらい、官民が推進するプレミアムフライデー。ところが、ダンスクラブやゲームセンター、バー、居酒屋など、風俗営業法に定められた各種営業の事業者は規約上ロゴマークを使用できないのではないか、という懸念が広がっています。「業種差別」とも受け取られかねない事態に、プレミアムフライデー推進協議会の事務局は規約を変更する方針です。
Withnewsに対するプレミアムフライデーの回答によると、現在のプレミアムフライデーのロゴマーク利用規約が定めている、
次の各項のいずれかに該当する場合は、いかなる場合もロゴマークを使用することはできない。
[中略]
・風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和 23 年法律第 122 号)第 2条に規定する営業又はその広告等に利用される場合。ただし、特に経済産業省がプレミアムフライデーの取組の活性に寄与する事を認める場合はこの限りではない。
の条項が届け出を行い承認された正当な事業者ものぞかれてしまうのでは、というような見え方となってしまっているのは誤りであり、経産省とも協議の上、規約上の表現を変えるとのことです。

同事務局は上記ロゴ使用規約に関して、「風営法に則りかつプレミアムフライデーの活性化に寄与すると判断した場合はこの限りではない」との説明を繰り返し述べており、非常に「もって回った」官僚的答弁となっているわけですが、私なりに平たく解説すれば要はそもそも風営法の中に規定されている一部営業種(おそらく「性風俗関連業種」と推測される)をロゴの使用対象から外す意図をもって上記条項を設定したのだが、その文言がその他の多くの風営法所管業種にも広く適用されてしまうかのように読める表現になってしまっていたので文言を改めます、と。そういう事であります。

 先のエントリでも解説しましたが、風俗営業法はそこに規定される各営業種を「適正な営業が行われれば国民に健全な娯楽の機会を与える営業」としてその「適正化」を図る法律であり、その法律に基づいて営業許可を取得している営業者は、国民に健全な娯楽の機会を与える営業としてお墨付きを受けている業者であります。但し、実は風営法の規制対象業種の中では「性風俗関連特殊営業」と呼ばれるいわゆるフーゾク店に関してだけは、風営法上もその他の業種と少し扱いが違っているのが実情。(非常に込み入った話になるので詳細説明は省略)その辺りの法の背景を考えると、まぁプレミアムフライデーからそれら一部業種が弾かれてしまうという点は仕方がないのかもしれません。

ということで、多くの風俗営業者の皆様においては、プレミアムフライデーのロゴ使用は認められるということでありますので、この政府施策を大いに利用して国民の余暇需要の促進に寄与して頂ければ幸いです。

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