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イエレンFRB議長は株式市場のチアリーダー!?

予想されたとおり、水曜のFOMC(連邦公開市場委員会)で、25ベーシス・ポイントの金利引き上げが決定されました。FOMC後、記者会見が行われ、ブルームバーグTVのレポーターが、このような内容の質問をしました。
経済成長に陰りが見え始めている今日、なぜ金利引き上げを実行したのですか?
下は、米国消費者の1週間あたりの実質平均所得の成長率(前年比)です。

チャート:ゼロヘッジ
見てのとおり、2ヶ月連続でマイナスとなっています。

FOMCに先立ち、米2月の小売売上高が今朝発表されました。
2月の小売売上高は、最近6ヶ月間で最小の+0.1%だった。この微々たる上昇率には、第1四半期の経済成長が減速していることが明らかに表れている。(ロイター)
時給が伸びないのですから、小売売上がパッとしないのは当然の結果です。

チャート:アトランタ連銀 
そして上のチャートで分かるように、アトランタ連銀は米第1四半期GDP成長予想をまた引き下げ、最新の予想は1%に満たないたったの0.9%という惨めな数字です。

イエレン議長は、生産性の向上が遅れていることを時給が伸びない要因としてあげ、アセット価格が上昇すれば個人消費が促進される筈だと語りました。

米国の投資家たちの間では、「アセット=株」と解釈されるのが一般的であり、早速こんな反論ツイートが出ました。


NYダウが100,000に達したら個人消費が伸び始めるかもしれない。バカなFOMCの連中だ。
下方修正されたGDPについて、イエレン議長は、こう語りました。


GDPは、雑音がとても多い指標だ。
更に、イエレン氏は、米国の雇用状況について、こんなことを述べました。


米国の雇用者数は維持可能なペースを超える速度で増えている。
こんなことを聞いたら、多くの人たちは、イエレン議長は米国雇用状況が下向きになることを予想していると判断したことでしょう。

人々の給料は伸び悩み、GDPは下向き、しかしアセット価格(株価)が上昇すれば個人消費は向上するというのがイエレン氏の意見です。言い換えれば、株が大幅に下げたら大変ですから、イエレン議長は株にフレンドリーな金融ポリシーを継続するしかありません。

(情報源:U.S. retail sales weakest in six months, inflation firming

アトランタ連銀

Startled Reporter Asks Why Yellen Hiked With GDP And Real Wages Sliding: Here Is The Response

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