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新人を迎え入れる「上司」「先輩」のあなたがすべき、たった1つのこと

3月も終わりに近づいてきましたが、年度末ということでお忙しい方も多いのではないでしょうか。私は今まさに花粉症と戦っておりまして、一刻も早くこの戦闘期間が過ぎ去ってほしいと願うばかりです。

さて、翌4月は新年度ということで、新入社員が入ってくるタイミングでもあります。毎年この時期は気持ちを新たにした人たちとコミュニケーションできるので、とても楽しみです。私が年々失いつつあるフレッシュさを取り戻す場でもあります(もともとフレッシュさの少ない新人ではありましたが......)。

新人たちにも気持ちよく働いてもらいたいですし、自らも楽しく働いていたいと常々思っており、「ワークスタイル」や「チームマネジメント」などについてのニュースを時折チェックしているのですが、先日、気になる記事を見つけたので一部引用しながら紹介したいと思います。

▼グーグルが突きとめた!社員の「生産性」を高める唯一の方法はこうだ

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48137

この記事で紹介されているのは、「チームワーク」という観点で2012年に実施されたグーグル社内でのリサーチです。成功しているチームと失敗しているチームについてメンバーの特性や編成、ないしはそのチームで決められた「ルール」などを調査してみたものの、なかなか共通性が見いだせなかったようです。

「数百に上るチームがおのおの従う規範を観察したが、そこから成功するチームに共通するパターンを見いだすことはできなかった。それどころか、同じく生産性の高いチームなのに全く正反対の規範に従っているケースも珍しくなかったという」――。

こうした「正反対のやり方でもうまくいく」といった状況だけでなく、「同じ人でもチームが変わるとダメになる」といった例もあり、優秀な人材がいればチームがうまく回るということでもないようでした。

そうした中で、別のアプローチから上がってきたのが、「他者への心遣いや同情、あるいは配慮や共感」といったメンタルな要素の重要性でした。

「例えば、1つのチーム内で誰か1人だけ喋りまくって、他のチームメイトがほとんど黙り込んでいるチームは失敗する。逆に(途中で遮られるかどうかは別にして)チームメイト全員がほぼ同じ時間だけ発言するチームは成功するという。
 ~(中略)~
つまり『こんなことを言ったらチームメイトからばかにされないだろうか』あるいは『リーダーから叱られないだろうか』といった不安を、チームのメンバーから払拭(ふっしょく)する。心理学の専門用語では『心理的安全性』と呼ばれる安らかな雰囲気をチーム内に育めるかどうかが、成功の鍵なのだという」――。

言われてみれば確かに、そうした環境が自然と築けている職場はとても働きやすそうです。何か失敗しそうなときには、1人が抱え込むこともなく、早期にその芽をつむこともできるでしょう。新しいアイデアを思い付いて試す、ということもしやすいので、成功する確率も上がるでしょう。

この分析の結果、グーグルでどのような対策をとったかについては元記事を読んでいただくとして、このコラムを読んでいる多くの方は、上司であり、先輩の立場である人が多いでしょうから、ぜひこれから入ってくる新人のために、「自然に意見を言い合える状態を作り上げる」というのを実践してみてはいかがでしょうか。

「既にそんな状態からは程遠い環境が出来上がってしまっている」というケースについては、また別のアプローチが必要かもしれませんが......。

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