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体験もできるトヨタのショールーム

近年、“大人の社会科見学”と称して工場見学の人気が高まっています。お菓子やアイスクリームが製造される工程を見学したり、ガンプラの試作パーツづくりを見学したり、はたまた格納庫にあるジェット機の整備風景を見学したり、ふだんはなかなか見ることのできないディープな世界を堪能できます。



そうしたなかで、このところ増えてきているのが、見るだけではなく、なんと体験することもできる参加型の施設なんですね。

例えば、2011年9月に横浜みなとみらいにオープンした日清食品の「カップヌードルミュージアム」には、インスタントラーメンを手作りできる体験工房があります。小麦粉をこねるところから、乾燥させるところまでを体験できるとあって、大人にも子供にも大人気だそうです。

なぜ、企業はそこまでするのでしょうか。もちろん、商品のPRもあるでしょうが、消費者に製造工程を体験してもらうことによって、商品がどのようにつくられているかを知ってもらいたいという意図があるようなんですね。

いつもスーパーやコンビニで購入している商品が、どのようにつくられているかを知ってもらい、消費者に体験してもらうことは、安心・安全意識の高まりからいっても重要なことなのでしょう。

体験型施設に力を入れているのは、食品メーカーだけではありません。

自動車を見るだけでなく、乗って、体験できるテーマパークがあるんですね。トヨタが江東区・青海に開設している「メガウェブ」です。

例えば、全周1・3キロメートルの試乗コースでは、トヨタ車約60台のなかから好きな車を選んで乗ることができます。ハイブリッドカーや「86」の乗り心地を試すことができます。

ちなみに、試乗車の一番人気は、「センチュリー」だそうです。“黒塗り”と呼ばれる“社長さん御用達”の車です。まあ、普通の人もなかなか乗る機会もないでしょうからね。

世界でもっとも過酷だといわれるニュルンベルク24H耐久レースなどの参戦気分を味わえる「MEGAシアター」もあります。レースやラリーに合わせてシートが動くため、車と一体となって参戦しているかのような臨場感があります。

子供向けコーナーでは、インストラクターの指導のもとで、模型のハイブリッドカーを組み立て、コース走行する体験コーナーもあるんですね。

立ち乗り型モビリティ「Winglet」をゲーム感覚で楽しむこともできます。

若者の車離れがいわれていますが、いやいや、どうしてどうして……。試乗コーナーでは、たくさんの若い人たちが試乗の順番待ちをしていましたよ。

参加型、体験型のテーマパークが増えているのは、SNSの影響もあるようです。「××を見た」より、「××を体験した」のほうがインパクトがあるからですね。

その際、SNSに投稿したくなるような“写真映え”“インスタ映え”も重要です。

見るだけでなく、参加したり、体験したりできるテーマパークが、これからどんどん増えていくでしょうね。

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