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フランス大統領選挙では一瞬、「ヒヤッ!」とする展開が予想される

フランスでは4月23日に大統領選挙の第1回投票があります。

この第1回投票で51%以上の得票を得た候補が出現すれば、その人が大統領になり、大統領選挙は終わります。

しかし単独過半数を獲得する候補者が居なければ、上位2名の間で決選投票が5月7日に実施されます。

現在のアンケート調査では極右政党、国民戦線(FN)のマリーヌ・ル・ペン候補が26%でリードしています。

ここで重要な点は、なるほど彼女は最も人気が高いけれど、支持率は僅か26%に過ぎず、単独過半数の51%には遠く及ばないという点です。

すると選挙戦は5月7日の決選投票に持ち込まれる公算が大だということです。

決選投票では、中道的な候補者へ反極右票が全て集まると予想されるため、穏健な候補者の方が有利です。

現在のアンケート調査では、第2位は19%の支持率でエマニュエル・マクロン氏がつけています。

マクロン氏はパリ政治学院、国立行政学院を卒業後、会計検査官、投資銀行ロスチャイルド勤務、経済産業デジタル大臣などを務めています。

第3位は18%の支持率のフランソワ・フィヨン氏です。フィヨン氏はUMPから改名されたフランス共和党に属し、サルコジ政権では首相を務めた経歴を持ちます。その関係で本命候補と目されてきましたが、奥さんをコンサルタントとして雇い、国庫から給料を払っていた疑惑で人気が落ち目になっています。

まとめると、フランスの大統領選挙第1回投票では極右のル・ペンが勝つと思われるので、マーケットは荒れることが予想されます。しかしフランス人は「第1回投票ではプロテスト・ボートを入れ、決選投票になると、とたんに保守化する」と言われているので、最終的には穏健なマクロン氏、もしくはフィヨン氏が大統領になると思われます。

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