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割高なマーケット、さて何を買おう??

過去7年間で、株式市場がこれほど割高になったことはない。

下は、米国株式市場のベンチマーク、S&P500指数の日足チャートです。

赤い矢印で示したところが2016年4月22日になり、その日の終値は2091でした。現在の数値は2344ですから、この10ヶ月でS&P500指数は約12%の上昇となり、マーケットは更に割高となりました。

割安、割高を判断するために広く使われているのはPER(株価収益率)です。multpl.comによると、2016年4月のS&P500指数のPERは23.97倍、そして現在のPERは26.33倍です。歴史的平均値は15.64倍ですから、現在のレベルは、それを68%も上回っています。

PERが極めて高いからマーケットの下げが迫っている、と判断することはできない。しかし一つ言えることは、PERが高くなればなるほどマーケットの下げは厳しいものになる。 -- ジェイムズ・アベイト(センター・アセット・マネージメント)

もちろん、こんな意見もあります。

マーケットは割高だ。優れたPERとして知られるシラーPERの現在の数値は28倍だから、一般に利用されているPERより高い。しかし、だからと言って、現時点で株投資をすることは間違っていると結論することはできない。マーケットには、まだ割安な株は存在する。大きく叩かれ、嫌われている業種に目を向けることが大切だ。-- ダン・キャプリンガー(THE MOTLEY FOOL)

叩かれた業種で頭に浮かんでくるのはソーラー株です。

上は、ソーラー株指数の週足チャートです。見ての通り明確なダウントレンドですが、ここ数ヶ月にわたって安値圏で横ばいしています。現時点で言えることは、ソーラー株は底を形成している可能性がある、という単なる憶測です。アナリストたちのレポートを読んでみましたが、どれも悲観的で、今年もソーラー業界の低迷は続くと結論されています。もちろん、アナリストがアップビートになる頃は株価が大きく上がっているのが常ですから、ソーラー株を監視リストに入れておこうと思っています。

(参照した記事:Stocks haven't been this expensive in 7 years

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