記事

受動喫煙対策法の厚生労働部会の各議員の発言に突っ込んでみた

1/2

飲み屋で「禁煙」意外に好評 減収覚悟…売り上げ増えた

政府が検討している受動喫煙対策を強化する法案に対し、飲食業界は「売り上げが減る」「地方の小さな店が潰れる」などと反対している。15日午前にあった自民党厚生労働部会で、全国飲食業生活衛生同業組合連合会の担当者は「禁煙、分煙、喫煙だとステッカーで店頭表示すれば、利用者に自由に選んでもらえる」と主張した。ただ、海外ではすでに50カ国近くで飲食店などは屋内全面禁煙だ。全面禁煙によるレストランとバーの営業収入への影響を調べた海外の27報告を厚労省研究班が検証したところ、約8割の22報告が「変化なし」。「増えた」「減った」はそれぞれ2報告、3報告だけだった。雇用や店舗数への影響もほとんどなかった。

この中で

全国焼肉協会は「喫煙室があるからこの店に行こうとか、ないから行かないとかいうのは不公平。はっきり禁煙にしてもらった方が楽」と、規制するなら喫煙室も必要ないとした。

焼肉に対するイメージ、200%好感度アップ!!!

特定のところだけ禁煙にするならまだしも、せーので全店禁煙なら客が減るとかいう前提自体が無茶苦茶です。全面禁煙にしたら喫煙者は今後、飲み会にも行かず、一切外食しないという前提はどこから来るのか。「禁煙にしたら客が減った」という声があるという議員もいるが、いまはほとんどで喫煙可能だからという前提。逆に禁煙にしたら売り上げ増えて顧客単価も上がったというケースもたくさんある。
全面禁煙にしたら圧倒的に多い非喫煙者がいままで行かなかった店にいけるから、普通は売り上げ上がるでしょ。ランチタイムのファミレスで、禁煙は満席で順番待ち、喫煙はガラガラの状態を見たことないのかね?

あと、食べログとかで「禁煙」と書いてるのに中に入ったら喫煙可能とか、ほんと潰れて欲しいと思います。詐欺に近い。

禁煙に賛成の自民党議員、反対の議員

2017年2月15日 自民党厚生労働部会議事録を現場にいた方から入手しましたので公開します。どの議員が禁煙法に賛成か、どの議員が飲食店の肩持ってるかが分かります。喫煙者の議員が自分が飲食店で吸えなくなると困るから反対しているようにしか見えない。

会の前半、8つの団体より意見表明が行なわれた。内容はほとんどが資料の読み上げのため割愛するが、四病協だけ資料がないため、以下に記載。

四病院団体協議会
「健康増進の観点から受動喫煙の防止に積極的に取り組んできた。既に認定病院は敷地内禁煙が義務付けられており、診療報酬上、敷地内禁煙が要求されている病院が多い。建物内禁煙も合わせると、何らかの取り組みを行なっている病院が大勢である。しかし、外傷で緊急搬送されてきた患者など、禁煙意識の弱い患者等によるトラブルもある。また、隠れて喫煙する患者などが引き起こすトラブル、敷地外の公道でポイ捨てするなどのトラブルもあり、対策が必要である。
四病院団体協議会としては、原則敷地内禁煙で団体内は一致しており、たたき台には原則賛成の姿勢だ。しかし、ホスピスや精神科病院まで徹底するのは現実的ではないため、何らかの例外措置を設け、弾力的に運用することを求めたい」

◆議員の意見交換概要

羽生田(参群馬比例 医師)
「受動喫煙防止何故必要か、目的を忘れてしまっている。健康に有害、誰しも認めている。受動喫煙防止配慮しなければいけないと、ここに出席している皆も分かっているはずだ。分煙ではゼロにならない。どこまで厳しくするかは今後の議論として、受動喫煙を無理やりさせられている国民がいるということを考えてほしい。」

コレが普通の人の感覚だと思うんですが、どうも政治家の皆さんの多くは違うようです。

白須賀(衆千葉13区 歯科医)
「30平米未満は除外するとの報道もあるが、田舎で30平米未満の商業テナントなど存在しない。田舎いじめだ。また地元の自治会館での新年会等に参加してきたが、そこでも皆煙草を吸っていた。厚労省に聞きたいが、自治会館等の取り扱いはどうなるのか。自宅兼診療所みたいなところはどうなるのか。そもそも厚労省自身は禁煙体制についてどうなっているのか。AIRCという国際がん研究機関が、喫煙と日サロ(日焼けサロン)の発がん性は同等だとしているが、日医はどう考えるか。」

典型的な周囲のオッサンが吸ってんだから規制するな論者
しかも日焼けサロンとか全く関係無いだろ。日焼けサロンで受動日焼けとかないだろうよ。話そらすなよ。

河野太郎(衆神奈川15区)
「永年、党本部では隣で煙草を吸われて、延々受動喫煙の被害に遭ってきた。受動喫煙を止めるという決意を持ってオリンピックを誘致している。喫煙者は、これまで隣に煙草を吸わない人がいてもお構いなしで、煙草を吸ってきた。厚労省案全面的に支持する。喫煙者は室内に非喫煙者がいるかどうかを先ず確かめてから吸うようにして欲しい。

河野さん、ついていきます!!!!

田所(衆茨城一区)
「現在では街並みの中でも、局所的な空気清浄、浄化技術、分煙、有害物質の分解、除去、減衰の技術も向上してきている。観念的に、『害悪がひどい』と決めるのではなく、そうした技術の現状を評価してからにすべきではないか。」

このおっさん、なにいってんの。こんだけ非喫煙者が煙草に苦しめられてるのに・・・それは無視か。

自見(参比例全国)
「スモークフリー、オリンピックとの兼ね合い、IOCからの勧告等、詳細を教えてほしい。東京だけで国際的な約束に反するのか。大前提として、健康被害、煙草に含まれる有害物質の問題だ。分煙が行き届いていれば、というのでは危ういと、参加者の皆様にも認識して欲しい。」

分煙が行き届いていないので規制してよという話なんですよね。分煙なんてファミレスでしかみたことないですよね。

宮内(衆福岡4区)
「煙草は合法的な嗜好品であり、坦税品。地元の居酒屋では、この案はボコボコに評判が悪い。強権的に規制するのではなく、だんだん社会が理解した上で進めるのが社会的規制のあるべき姿だ。また、加熱式たばこについては、厚労省はどう考えているのか。」

だからね。煙草を吸うなっていってるんじゃないの。迷惑に思う人のそばで吸わないでっていってるの。「社会が理解した上」の社会は「喫煙者の社会」で、8割をしめる「非喫煙者の社会」ではそうなってません。

厚労省福島健康局長
「自治会館については検討中である。自宅兼診療所については、今回の案では自宅については規制対象外としている。厚労省は、建物内は全面禁煙としており、屋外に喫煙所がある。」

ヤジ
「病院は屋外もダメ(施設内禁煙)なのに、何故厚労省はOKなんだ。」

関係ないヤジ・・・w
でも厚生労働省も施設内は禁煙にしろ。それは賛成だ。

厚労省福島健康局長
「加熱式たばこについては、加熱式たばこに健康被害があれば規制しなければならないが、現在研究中であり、施行までに対象とするかどうか決める方針だ。IOCからは何年までという要請はない。WHOとIOCの合意は『たばこのないオリンピック』というものである。」

田村(衆三重四区)
「具体的にはどういうことか。」

ヤジ
「会場だけだろ!?」

厚労省福島健康局長
「会場だけかどうかは明確に書いていないが、WHOのガイドラインを考えると、会場とその周辺だということではないか。開催地、ということだ」

ヤジ
「じゃあ東京だけじゃないか!」

あのね。東京オリンピックは単なるきっかけ。一年に1万50000人が受動喫煙で亡くなってるから規制するんだよ。わかってんのか

日医今村副会長
「日焼けサロンの質問が出ると思わなかった。紫外線の健康被害については、今エビデンスを持ち合わせていない。厚労省にも検討して欲しい。国民全般に被害がある煙草と、日焼けサロンの業態と一緒に議論しても意味が無いのではないか。」

そのとおりですよ!!

片山さつき(参比)
「厚労省健康局は生活衛生(業界)の所管局でもある。生活衛生業界の経営の健全化、業界の振興に責任を有するという沢山の条文、権限が法律上与えられている。その上で組合の作り方まで、ガチガチに業界を規制している。担当課長は今回この受動喫煙に関わらせてもらっていない、と言っていた。」


これ、せーので禁煙するのにどうして潰れるのか理論が破綻している。コレで潰れるのは「喫煙できる」という点だけで客が来ていたクソマズイ店だけ。この経済理論がわからずに大蔵官僚やってたわけで、いやはや。

木村義(参比)
「塩崎の手先だから外れてんだ。」

片山
「それなのに、今回強制的な規制で、彼らの存続を脅かすことは矛盾しているのではないか。小規模といっても、寿司屋、喫茶、業態で全然違う。神奈川県の条例では100平米以下は免除となっていたが、実態はどうだったのか。行政OBとして、この案のまま通るのは理解できない。」

このオバサン、ほんときらい(あくまで個人の感想です)

宮路(衆鹿児島三区)
「今日来られた各団体の声を聞いても、厚労省案に否定的な流れだ。こうしたものは、丁寧に、関係者、それぞれの立場に十分なヒアリングをしたうえでたたき台を作って、平場の議論に出すべきではないか。議論をする前に新聞に出てくる、こんな馬鹿な話があるか。地方創生の観点で、さびれゆくたばこ産業をどう考えるかという観点も必要。ただオリンピック、パラリンピックだから、それに合わせてするんだというのではいけない。」

頼むから「国民の8割」の非喫煙者にも十分にヒヤリングしてくれ。支援母体や飲食店だけでなく

あわせて読みたい

「受動喫煙対策」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    "昭恵氏のメールに辻元氏"はデマ

    辻元清美

  2. 2

    石破氏"行政の対応は極めて異例"

    石破茂

  3. 3

    昭恵氏を証人喚問しないのは卑怯

    小林よしのり

  4. 4

    NHKクロ現の内容に芸能プロ激怒

    渡邉裕二

  5. 5

    "夫人秘書FAX"は忖度になるのか

    大西宏

  6. 6

    "安倍ポチ"西田氏は保守ではない

    小林よしのり

  7. 7

    シニア議員は固定観念でガチガチ

    PRESIDENT Online

  8. 8

    昭恵氏FAXへの政府の説明に憤り

    小野 次郎

  9. 9

    森友問題 財務省が"最も不誠実"

    福山哲郎

  10. 10

    命の危険? 警察は籠池氏を守れ

    小林よしのり

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDまたはYahoo!IDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。