記事
  • ヒロ

今週のつぶやき

注目の日米首脳会議が開催されています。個人的には安倍首相が非常に上手に立ち振る舞っているように見えます。大統領就任前にトランプタワーで直接外交の第一歩を踏み出しましたが実は選挙中もトランプ氏勝利のケースを想定し、極秘でトランプ氏側とはルートを作り始めていました。

それが功を奏したのか、今回は食事が5回、更にゴルフと「濃い」お付き合いをしています。これを聞いて思い出すのがオバマ大統領が習近平国家主席と長い時間を費やして談義したニュースです。あの報道が流れたとき、日本側には習近平氏に一本取られた、という気持ちはあったでしょう。あるいはミシェル夫人が中国で単身1週間過ごしたこともありました。なぜ、日本ではなく、中国なのだろう、と疑問を持ちました。

今、それが逆転しています。多くの国家元首、特に習近平氏は「安倍首相はうまくやった」と思っているでしょう。猛獣を扱わせたらやはり安倍首相はピカ一なのかもしれません。今回は麻生ーペンスラインというより実務協議が向く二人の交渉ルートを開発したのも大きいと思います。私は非常に前向きな展開だと評価しています。

それを祝うかのように市場は賑わっています。ニューヨーク株式市場は連日の新値、東京株式市場も金曜日には三角もちあいからスカッと上に抜ける471円高を記録しました。多分、来週前半も好調に推移するとみています。背景にはトランプ氏が2週間ほどのうちに驚くべき新しい税制を発表すると報じたからであります。この辺りはさすが、ビジネスのトランプ氏でしょう。

為替は非常に不安定ながらも最後はドル高円安の113円半ばとなっています。一体どっちに転ぶのか、為替は為替に聞いてみろ、ですので読みづらいと思います。基本トーンはドル高と北米のトレーダーの方針は変わっていません。来週、イエレン議長のスピーチがあるのでそれが次の注目点になります。そのポイントは3月利上げの可能性ですが、今までの経緯からすればイエレン議長はヒントを与えないのではないでしょうか?

国内の企業の話題です。決算発表シーズンでその内容で泣き笑いが日々起きています。その中で一般消費者になじみがあるといえば大塚家具。そしてその12月決算は売り上げは2割減で45億円の赤字となってしまいました。あれだけ経営に対して強気だった大塚久美子社長、正直この赤字は数字以上に堪えていると思います。お父様は「匠 大塚」の新ブランドを立ち上げ、親子対決第二弾ははじまってます。

久美子社長は何を間違えたのかですが、個人的には家具を購入する消費者の心理の読み間違いではないかと思います。ソファを一人の人が一生の間に何度買うでしょうか?ベッドはどうでしょうか?せいぜい数回ではないでしょうか?ではその非日常的ショッピングにおいて差別化もしにくく、数字で性能の差異が表れない家具は誰がどうやって決めるのか、といえば店員の背中の押し方が全てではないでしょうか?10万円のソファと20万円のソファのどちらが良いかですが、顧客は買ったらどちらでも満足するのだろうと思います。ならば売り手の家具屋は高いものを売った方がよいに決まっています。お父様の匠とはそういう趣旨のことでしょう。

最後に豊洲問題。石原元都知事が喜んで参考人招致を受ける、と報じられました。石原氏のいう犠牲者とは誰か、ですが、私は「死人に口なし」の話ではないか、と思いますが。問題になっているのは売り主の東京ガスが本来講じるべき汚染土処理の費用を東京都が800億円以上も負担せざるを得なかったその不透明な取引に着目しているようです。ただ、私もカナダで同様のディールをしましたし、ほかでも見てきたので第三者的目線で申し上げれば東京都がどうしても欲しい土地なら汚染土処理は東京都がやりますという契約は不自然ではありません。よってメディアはどうしても取引の裏に何かあったという目で報じていますが、ここは第三者間取引故に決定打は出ない気がします。

それより、豊洲移転はないだろうと最近強く思うようになりました。昨日も市場に行き来する方と話をしたのですが、「ツキジ」のブランドは世界に誇るもの、「トヨス」なんて全然ダメなんです、と。どうにかして今の築地市場をやりながら作り直すのが最終算段になる気がします。では豊洲はどうなるのか、ですが、買い手はいます。あの物件が欲しくて欲しくてしょうがない会社が2-3社ありますので東京都がリースするか売却する算段は問題なくとれます。あとは知事の「ご決断を」だろうと思います。

では今日はこのぐらいで。良い週末をお過ごしください。

あわせて読みたい

「日米首脳会談」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    証人喚問が"犯罪捜査"という暴論

    郷原信郎

  2. 2

    森友学園騒動の本当の問題は何か

    ニコニコニュース

  3. 3

    籠池氏の印象操作する邪悪な自民

    小林よしのり

  4. 4

    森友問題は国家システムの私物化

    小林よしのり

  5. 5

    森友問題で考えた"FAX"の破壊力

    常見陽平

  6. 6

    官僚の世界における"忖度"の実態

    郷原信郎

  7. 7

    桜を"嫌っていた"明治の日本人

    田中淳夫

  8. 8

    格安旅行"てるみくらぶ"が破産

    東京商工リサーチ(TSR)

  9. 9

    籠池氏「100万円」偽証の可能性

    和田政宗

  10. 10

    昭恵氏メール報道 TVで印象操作?

    小林よしのり

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDまたはYahoo!IDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。