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トランプから口出しされるまでもなく日本の円安政策は既にピークアウトしている

1月30日の記事、〈ドル円レートの現支柱について〉では、以下の文言に下線部を引かせて主旨・現況とさせていただいた。(抜粋)

減税の内容がどのような形で実現するのか。そこのみ、といっていいほど主軸は固まっている。(1月30日)

そしてトランプがその減税について「数週間以内に減税改革について改めて発表する」とのコメントを残したとの事。それによって米金利およびドル円レートも若干持ち直した。当ブログでは「ここ一点にフォーカスされているといっても過言ではない」とお伝えしていたが、(ここまでが重要)

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この10日間、このような論調を日本国内で一切見聞きする事はなかった。米国内における運用の現場と日本のエコノミスト・評論家の感想文レベルでは、皆さんが考えている以上に相当なギャップがある。それを確認できた10日間であったといえる。

上記リンクでは当面のレンジは「112円台から115円台」としていたが、それら背景を踏まえた上での言及であった。「このまま円高リスク、110円割れが高まる可能性」、というのがほとんどのエコノミスト・評論家の主な論調であったわけでしょう?(彼らは)小難しい話をしているんだけど内容は無意味というか分析の軸足が定まっていないものだから論じる内容自体に自信をもてず、目の前の値動きに弱気になっているだけ。つまりリテラシーも嗅覚もないわけです。

特に、現在のマーケットがどこに主軸を置いているのか、察知する嗅覚が完全に抜け落ちている。前から思っていたことではあるが、これは教科書なんかじゃ学ぶ事はできないわけです。大げさに言えば人生すべてがそうであるわけだけど。

投資家の嗅覚を狂わす代表的なところでは、為替サイトなんかが「雇用統計」や「FOMC」を「星5つ」とし、いつも同レベルに扱っていたりするわけだけど、主催者の理解が浅いのか、はたまた商業目的で必要以上に煽っているのか。このようなイベントが投資家のリテラシーを狂わせていて、材料の優先度を見極める投資家の判断力を鈍らせている。

その時々に応じて、「市場のメインカタリスト」というのは違っていて、投資家はそれを嗅ぎ分けなくてはいけない。それらを狂わす要因として雇用統計やFOMCを例えに出したが、為替評論家でもやたらとシカゴの先物ポジションを持ち出してくる致命的な為替アナリスト?なんかがいて、もう目も当てられないわけです。

今回は、1月30日の簡素な記事が現況を物語っており、実際にトランプの減税改革発言で動きが出たわけでしょう? 決して難しい状況というわけでもない。まぁそれでも狭いレンジ相場に変わりはないわけだが。昨年11月から?()の繰り返しになるが、「崩れそうで崩れ落ちにくい状況」というのも変わらない。上記リンクにあるように。

10日の日米トップ会談では為替についてそんな具体的な話し合いはされないし、されたとしても浅いもので構造的なインパクトに繋がる材料にはならないと思いますよ。 第一、トランプから(日本の)為替介入や量的緩和、マイナス金利について仮に釘を刺すようなことを言われたとしても、実質何もできない状況に日本は(昨年から)陥っているので、仮に何か言われて動きがあったとしても一時的なもので終わる。少なくとも、論理的にはそういうことになる。それともテーパリングしろ、なんていわれるのかな?まぁそんな事はないわけです。

ざっくりいえば、トランプから円安誘導するな、と言われようが言われまいが、日本は円安誘導する術はもう、持ち合わせていないわけです。(米国がこのような状況なので単独での為替介入も空砲に終わる事は明らか) 朝方ですが、記事ちゃんと書けてますか?

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