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本当は残酷なアメリカの資本主義の話

高校生でも大学生でも、留学といえば「やっぱアメリカでしょう!」的なノリがありますよね。そういう人にはぜひ、マイケル・ムーアのもう一つのドキュメンタリーの「キャピタリズム マネーは踊る」をみていただきたいです。

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マイケル・ムーア
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空前の格差が拡大するアメリカ社会の病理である「超資本主義」の闇を照らすドキュメンタリーです。一流の大学に、多大な奨学金を抱えて進学して、MBAをとって一流の金融系企業に入社するも金融会社で学生ローン返済とあわせて消耗される若者たち。社会変革の「脅威」が選挙の一票であることを綴った某大手金融会社の内部文書。戦後アメリカに再建されたドイツと日本に導入された国民皆保険制度と、その実現がならなかったアメリカ。(今はオバマケアがありますが、その先行きも不透明です。

ヨーロッパではアメリカは「問題児」扱いされています。とくにスウェーデンではわかりやすいです。「あれは民主主義を叫んでいるだけで、実現していない」と。それは以下の記事で紹介しているムーアの別の作品からもわかります。

アメリカ人も日本人も知らない、ヨーロッパ社会の常識とは?
ストックホルムからのフライトの中でひさしぶりに出逢いました、良作。マイケル・ムーアの世界侵略のススメです。ム...
tatsumarutimes.com
2016-08-10 22:58

日本は、何でもかんでもアメリカ至上主義ですが、もうこれ以上「沈みゆく大国」に乗っかって共に沈むのはやめませんか。

アメリカの言語学者ノーム・チョムスキーも、アメリカン・ドリームの終焉をNetflixのドキュメンタリーで指摘しています。

一方で、ムーアを始めとする素晴らしいドキュメンタリーを製作する監督、スノーデンの告発を助けたグレン・グリーンウォルドなど一流ジャーナリストを輩出している国も、アメリカであるのは事実です。

個別具体的な事例において、作品・人物・取り組みが卓越しているのもこの国なんです。浄化作用がなくなる前の最後の叫びとなりませんように。

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