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海洋汚染は世界の問題

韓国政府が、来年2012年1月から全面禁止することにしていた下水汚泥(スラッジ)の海洋投棄について、当面は許可し続けるという案を推進していることが2011年10月7日までに分かった。韓国政府は2006年、下水汚泥の海洋投棄を12年から禁止するという内容の「廃棄物海洋投棄禁止総合対策」を発表した。ところがそれから5年が経過し、投棄禁止の施行が2カ月後に迫った段階で、韓国政府は突然立場を変えたわけだ。参照記事

韓国の海洋投棄先は日本海なわけで、これはすぐにでも止めてもらいたい。韓国側の記事では「韓国では03年、東海(日本海)で捕れたカニの中に髪の毛やヘアブラシなどが混じっていたことを契機に、廃棄物の海洋投棄を批判する世論が高まった。これを受け、韓国政府は06年、下水汚泥の海洋投棄を12年から禁止するという内容の「廃棄物海洋投棄禁止総合対策」を発表した。その後、環境部と各自治体が数千億ウォン(1000億ウォン=約65億円)を投じて下水汚泥処理施設などを建設したが、一部の施設がきちんと稼働せず、海洋投棄引き続き許可する方向で検討に乗り出したという。」

つまり準備はしていたが陸上の施設が稼動できず、やむなく下水汚泥を日本海に投機を続行する方に進んでいる。日本近海のゴミや海洋投棄については、過去のブログ:キッタネー国だ!!!深刻な日本海汚染  海がゴミ処理場になっている。  に書いているが、当時の記事からも日本近海の汚染がひどい事や難しい問題なのが分かる。2008年の記事では、韓国が日本海側に投棄していたのは畜産排水、生ごみ排水、下水汚泥、排水汚泥、ふん尿などで、その廃棄物海洋投棄区域の一部が日本の管轄下にある大陸棚と排他的経済水域(EEZ)を侵犯し15年間も放置していた事を認めたいきさつがあり韓国はその後規制に乗り出した。

ここで知って置かなければならないのは、今回問題になった下水汚泥についてはロンドン条約批准国のうち、国土が狭いなどの理由で日本・韓国・フィリピンの3カ国のみに海洋投棄が認められている。だが、日本はなるべく海に捨てない方針から、当時の海洋への投棄下水汚泥は全体の0.2%で、2007年には国内法で海洋投棄を全面的に禁止した。 しかし韓国では2008年当時70%が海洋投棄されていたことが問題になり、2006年に下水汚泥の投棄を2012年1月から全面禁止にする予定で処理施設を建設していた。1日も早く施設を改修し、海洋投棄がされない事を願う。



上の地図は1008年全米科学振興協会(American Association for the Advancement of Science)の海洋汚染度を示したもので、色が濃いほど汚染されていて、日本近海は真っ赤になっている。唯一青いのは北極、南極の一部だけだ。同時に問題なのは大陸からの海洋汚染で、汚染物質も汚染報告も垂れ流し 中国   に書いたが、最近の報道記事には 牡蠣から基準値740倍の銅 広東省沿海、汚染深刻  と言うのもありいっそう海洋汚染が進んでいるのがわかり、その原因は中国からの工業排水、生活廃水で、海に重金属が流れ出し魚介類に深刻な影響を及ぼしている。

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