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イケアに今すぐ就職したくなる5つの数字 |なぜ従業員の99%を正社員にしたのか?

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今週は、勉強会に研究会に講演会ざんまいなモロズミです。先日、衝撃的な勉強会に参加してきました。スウェーデン社会研究所の研究講座第193回の「働き方 4.0」


JISS研究講座 第193回 2017年1月19日(木) 「働き方 4.0」
働き方についての議論が盛んですが、今回は泉川玲香・イケアジャパン人事本部長、川本浩史・富士ゼロックス研究技術開…
jissnet.com

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今回のゲストは、イケアジャパン人事本部長の泉川玲香さん、富士ゼロックス研究技術開発本部研究主幹の川本浩史さん、そしてぼくもお世話になっている東海大学名誉教授(ストックホルム在住)の川崎一彦さん。

昨年の痛ましい事件が思い起こされる過労自殺問題を代表に、日本の労働問題は本格的に無理ゲー化してきました。それもあってか、今回の講座は満員御礼。なぜって、イケアジャパン人事のトップである泉川さんが働き方「4.0」を語りに来たわけですから。

泉川さんは各種メディアでもとりあげられています。

イケアとはスウェーデン発祥の家具会社です。低価格、デザインのよさが評判で今や、世界最大の家具量販店として知られています。日本にも店舗がいくつかあります。イケア IKEA)のこの頭文字は創設者である、イングヴァル・カンプラー(Ingvar Kamprad)のイニシャルの”IK”と本人が育った村(Elmtaryd)の農場(Agunnaryd)の名前で構成されます。1943年にスウェーデンの南、スモーランド地方のエルムフルトで創業されました。

第六回 一億総活躍社会に関する意見交換会の資料より

創業者のイングヴァルは、幼少期よりビジネスの才能があったそうです。。通常の家具ビジネスは、売れ筋になればなるほど価格を釣り上げて売り上げにつなげようとします。しかし、イケアではそのようなビジネスモデルを志向しませんでした。イケアでは、「売れ筋になればなるほど手頃な価格で売れる」ようにコスト削減の工夫を凝らすというのです。そのためにはどのようにして安く売れるかを、家具の初期のデザインの段階で考えるなどが求められるということです。「空気を運ばない」ようにして運搬すると、運搬費が安くなるというらしいのですが、そのためには家具のもともとのデザインを設計段階から錬る必要があるということです。これがイケアの家具の機能性となデザイン性を高めることに一役買っているのです。

グローバル展開を開始したのは1963年で、今日では340店を28カ国で展開し、これまで7億8300万人がイケアストアに来客しました。日本では、2006年に船橋店をオープンしてからも売り上げを伸ばし続け、現在日本では9店舗が展開されています。

イケアに今すぐ就職したくなる5つの数字

現在のイケアジャパンの従業員は、2,638人。ぼくが目を疑ったイケアの職場環境に関する5つの数字がこちら。
  1. 正社員 : 99% (内 短時間正社員62%)

  2. 女性比率 66%

  3. 男女の賃金格差28%

  4. 有給休暇消化率 80%

  5. 外国人マネージャー比率 18% (19ヶ国)

また、そのほかにもイケアでは女性のM字カーブはほぼなく、出産後に戻ってくることも当たり前になっているということです。これらの数字を達成するためにイケアジャパンはこれまで、険しい道のりを歩んできたそうです。

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