記事

リスク、波乱? それを味方にするのが長期投資

 今日の米国時間で、トランプ新政権が発足する。 これほど不支持率が高い大統領就任は、これまで経験したことないらしい。

 まあ、どうなるかは今後の政策をみてみよう。 この1年間のトランプ氏の発言からは、相当に強い口調で米国第一主義を発信するだろうし、それがマーケットを振り回すことになりそう。

 そこで今日は、マーケットがどう荒れ狂おうとも、長期投資は変わらないよということを再確認しておこう。 むしろ、チャンスが多くなる。

 もともと投資とか投資運用は、リスクを取りに行くものである。 経済社会が大混乱に陥って、逃げ惑う人々で右往左往しているような時には、誰かが資金を提供してやらねばならない。

 その役割を果たすのが、資本家であり投資家である。 最近は、その役割を政府や中央銀行に押し付ける傾向が強い。 これは、金融マンはじめ事業家や投資家がだらしなくなったからのこと。 それでもって、資本主義の頽廃だとか資本主義の終焉とかいっているから笑えてしまう。

 本来は資本家や投資家が自らの判断と利益計算で、進んでリスクを負いに行くもの。 そこにリスクを取るべきものと、淘汰に任すべきものとの取捨選択がなされ、優勝劣敗と適者生存の摂理が生み出されるわけだ。

 トランプ発言でマーケットがどう荒れようと、為替がどう振れようと、日本そして世界中の人々の生活はなくならない。 その生活を支える企業活動も、一時として止ることはない。

 したがって、生活者からみて大事な企業だけは、株価が大きく下げた時には断固として応援買いを入れたい。 それでもって、投資家本来の役割を果たすのだ。

 別にリスクを取っている意識など、どこにもない。 ただ、この企業とこの企業はとことん応援したい、そう思って買いを入れるだこのこと。

 ところが、マーケットの急落や波乱に右往左往している人達からすれば、やたらとリスクを取っているように見える。 彼らからするとリスクに映るが、われわれにとっては応援しようとするだけのこと。

 投資に限らず商売やビジネスの常識だが、人が手を出さない安いところで仕入れておけば、後はどうにでも料理できて楽なものである。

 まあ、こういった平然さは慣れて身につけていくのが一番。 トランプ政権の発足を機に、本格的な長期投資家の道を一歩一歩踏み固めていこう。

あわせて読みたい

「投資」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    ミヤネ屋インチキ医療特集に称賛

    中村ゆきつぐ

  2. 2

    定年後は蕎麦打ち職人になるな

    内藤忍

  3. 3

    海老蔵と麻耶 歌舞伎界の非常識

    NEWSポストセブン

  4. 4

    豊田議員あと一歩で逃げ切り逃す

    文化通信特報版

  5. 5

    今度こそ北朝鮮の崩壊は秒読みか

    自由人

  6. 6

    高須氏「衆院解散は正しい戦略」

    NEWSポストセブン

  7. 7

    共産の要求激化で選挙協力崩壊か

    猪野 亨

  8. 8

    金正恩氏が米国への本音を吐露か

    高英起

  9. 9

    「部落差別を語るな」は間違い

    SYNODOS

  10. 10

    安倍首相の目的は権力の延命だけ

    小林よしのり

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。