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保護主義国が世界経済の牽引役?

「トランプ次期米大統領の政策によって米景気が世界経済をけん引し、短期的に上振れする」(13日付日経電子版「米成長上振れ、世界経済けん引 本社景気討論会」)
どのようにしたら、保護主義的な政策をとるトランプの米国が、世界経済をけん引するというロジックが組み立てられるのだろうか。

「アメリカのトランプ次期大統領から批判を受けた企業の間でメキシコの工場の建設計画を撤回する動きが相次ぎ、先行きが不透明になっていることから、IMF=国際通貨基金は、ことしのメキシコ経済の成長率の見通しを大幅に下方修正し、1%台後半とする方向で調整を進めています」(13日付NHK NEWS WEB「IMF メキシコの成長率下方修正へ トランプ氏の影響考慮」)

IMFはトランプ氏の登場によってメキシコへの工場建設計画が相次いで撤回されていることから、メキシコの成長率見通しを大幅に引き下げる検討に入ったと報じられている。 保護主義的政策が問題視されるのは他国から成長を奪うものだからだ。

トランプ次期大統領の政策が本当に保護主義的なものであるなら、米国が世界経済の牽引役になるというのはおかしな話だし、本当に世界経済の牽引役になるのであれば、保護主義的な政策だという批判が間違い、お門違いということになる。

見通しの間違いは恥ずかしいことではないが、見通しのロジックに矛盾があるのは専門家として恥ずかしいことだ。

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