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小池都政に求められる覚悟の「対立軸」 - 覚悟なき政治は体制翼賛会か選挙互助会に

都議会の自民党会派から離脱を表明した3人の都議について、本日12日、自民党の下村博文都連会長が3人と面会し、新会派の結成を容認するとともに、夏の都議選でも「3人は離党するわけではない」と自民公認で擁立する考えを表明したという。さすが強者ぞろいの東京都連。大阪府連とはわけが違います。

大阪では、2010年5月の大阪市議補選(福島区)での維新圧勝を皮切りに累次の選挙で維新候補が勝利をする中、同年9月、自民党大阪府連が「大阪維新の会」に参加(=反党行為)をした自民党議員ら45人に離党を勧告。それを境に、自民党離党の覚悟を固めた有力府議、政令市議らが離党したのです。

それだけではありません。大阪ダブル選を経た2012年1月には、維新が次期衆院選で候補者擁立の動きを見せたのに恐れをなし、自民党の竹本直一府連会長(当時)が、府連所属地方議員が地域政党「大阪維新の会」にも籍を置く二重党籍について「容認することもありうる」と述べ、腰砕けとなったのです。

それに対し、大阪維新の会幹事長だった松井一郎大阪府知事は「維新に籍を置きたいなら、自民から抜けるのが筋」とし、自民との選挙協力についても「大阪都構想の実現にどれだけ協力したかを見極める」と、あくまでも維新の政策を掲げて、基本理念と価値観の一致が協力の前提であると突っぱねたのです。

一方、今次の小池都政には、「東京大改革」「都民ファースト」以外に具体的な政策が見えません。(別にイチャモン付けるつもりは毛頭ありませんが、)維新立ち上げの際の大阪都構想(府市統合)に類する“覚悟を要する”政策がないと、結局、全政党、全候補者が小池支持となって、?となり兼ねません。

また、大阪では、維新に入れてもらえなかった議員が自民党大阪府連に残ったというのが実態でしたが、東京都連には国会議員だけでも、下村博文を会長に、平将明、越智隆雄、菅原一秀、秋元司、木原誠二、萩生田光一、更には若狭勝まで、出来れば喧嘩したくないと思うような若手の強者が控えているのです。

東京の錚々たる国会議員を敵に回す用意は、会派を割った3都議にも無ければ、当の小池百合子知事自身にも無いのではないでしょうか。このままでは、小池グループは、体制翼賛会と化してしまうか、あるいは民進党都議らも含めた非自民選挙互助会になるしか道がないように思われるのですが如何でしょうか。

繰り返しになりますが、大阪から東京を揶揄するつもりはありません。しかし、私たちは、かつて「みんなの党」との連携では痛い目に会っています。東京における都民の改革への潜在的エネルギーは甚大です。日本維新の会が、そうした改革への負託を受け止めることが出来るよう精進を重ねてまいる所存です。

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