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福島の高野病院の件 今の地域医療は個人の努力で維持 本当綱渡り

上先生の記事(福島県双葉郡、医療崩壊の危機)から、今の地方の医療の問題を考えてみたいと思います。
>高野病院は双葉郡で操業する唯一の病院となり、高野院長は双葉郡で唯一人の常勤医師となった
>2017年元旦には、広野町の遠藤智町長に対して「患者・職員を助けて下さい。私はどうなっても構いません。病院と敷地を寄附するつもりです」と伝えた。
まず火事でお亡くなりになった高野病院の院長である高野英男氏(81歳)のニュースを見たとき、その頑張りに本当頭が下がりました。そして地域に一つしかない病院を、高齢の一人の医師に任せて放置していた自治体に今更という憤りも感じていました。
>行政も動いた。6日には、福島県・広野町・高野病院などで会議を開いた。翌日の福島民友は一面トップで「医師派遣や財政支援 高野病院診療体制維持へ県 福医大と連携」と報じた。
上先生は高野病院支援活動について述べています。そして細かい部分は省きますが、同時に県や県立医大の無慈悲と思われる行為や予算の無駄遣いについても書かれています。箱物建設や天下りの件は多分そうなんでしょうが、どうも納得がいかない部分がありました。

そのときフォロワーからのあるRTではっきりしました。
この後の連続ツイートを見ていただきたいのですが、もう片手間で解決できる状態ではないということがよくわかります。一つ助ければ一つが手薄。それこそ戦争末期に大本営にいくら人・物資をおくれと言っても、ない袖は振れないという状況のようです。地域の医療の問題が本当集約されています。

いやそれでも本気出せば大丈夫なはずと上先生の文章は批判されています。確かに南相馬市立総合病院のように東京から医師が自律的に来福し、理路整然と支援が行われれば予算の無駄遣いも減りうまくいく可能性は高いと思います。ただそううまくいかないのが現実。実際それこそ箱物の予算とこのような医療の支援の予算は全く異なりますし、行政組織はその予算を右から左に変更はできません。そんなこと予算を執行されていた上先生ならわかっているだろうに。
>どのような救済スキームを準備すればいいのだろう。医療機関が国公立だろうが、民間だろうが、関係ない。住民視点にたち、ソフトランディングの仕方を議論すべきだ。
このまとめは同意です。ただ福島県を批判するだけではダメな気がします。今回嫌々ながら?も県も県立医大も支援に同意したのですから、これから福島の医療を協力しながら改善することは上先生たちならできるはずではと思うのですが。それともこの煽りはマスコミを使うことで主導権をとるための手段なんでしょうか。

記事を書いた後、ヤフー個人で発信されている中山先生が2ヶ月間常勤医として就任されることがわかりました。本当慈悲の心を持つ赤ひげのような先生です。ただ個人だけの頑張りには限界があります。無理はなさらないように期待します。

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