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政治家にも“筆記試験!”を

■政治家にも“筆記試験!”を

 産経によると、韓国最大野党「共に民主党」の禹相虎・院内代表は9日、党の幹部会議で、慰安婦問題での日韓合意に従い日本政府が韓国の財団に拠出した10億円について、「予備費でも編成するので10億円を返そう」と主張したという。

 日韓でこれが合意された一昨年12月に、私はここに「盗人に追い銭にならねばいいが…」として「なんだかいつものように、お人よし日本人に対して『慰安婦像撤去』をちらつかせて、韓国側が10億円を稼いだような気がするのだが…」と警告した。

そして最後に「マ、そうなっても10億円は税金から出すので、大臣にも外交官にも負担はかからないか…」と揶揄したが、結局その通りになったじゃないか!


民事では考えられないことだが、相手が実行するのを確認する前に「巨額の前金」を支払った愚行の責任は誰がとるのか?

10億円は国民の貴重な税金である。しかも各地で災害などが起きて、とても国民が“そんなこと”に拠出する余裕はないのが現状だ。

だから韓国側に「契約不履行」で、全額利子つきで返還させたらどうだ?

民間企業ではそれが当然の取引だが、国の“外交”には適用されないとでもいうのか?

尤も外交というより、臆病者がとりやすい「友好」という名に隠れた「社交」であり、上から目線で合意されたものにすぎまいが。

あの韓国人にそんな手は通用しないことは、民間企業では常識になっているはずだから、さっさと返還してもらうべきである。

もともとこの案件は、朝日新聞という会社が吉田なにがしという嘘つき者の“証言”を取り上げて虚構を作り上げたものに過ぎないじゃないか。

大統領をめぐる騒動が示していたように、かの国では全てが嘘の塊なのだから、世界動乱を控えている今、外務省はそんなばかげた国との合意などは速やかに破棄して、前向きに前進すべきなのだ。

今のままじゃ、かの国につられて後ろ向きに全力疾走しているようなもので、時間がもったいない!!


ところで、小池都知事は自ら主宰する政治塾「希望の塾」に集う政治家に“筆記試験”を課したという。非常にいいことだ。

これがきっかけになって、東京都議会だけではなく、全国の自治体はおろか、国政に出る候補者にも、国が「資格審査」のための筆記試験を課すことになればいいと思う。

[画像をブログで見る]

≪小池知事=産経から≫

其の昔、某議員に国会に呼ばれて講話した時、自民党議員が「自衛隊では選挙の指導をどうやっているか?」とまるで自衛官は自民党“専用”の票田でもあるかのごとく質問した。

勿論そんな違反行為はしていないが「部下に問われた場合は『自民党は腐っても鯛』程度の話はするが、今じゃ腐った鯛どころか腐ったイワシだ!」と答えると、一瞬静かになった後くだんの議員が「先生、今じゃイワシは高級魚だ」と言い、多くの議員がそれに反応して爆笑したことがあった。

私は国会議員の質の低さを見た思いがしたが、外務省時代から「質問を書いてほしい」と軍縮室に来るボスがいてあきれていたからさほど驚かなかった。


中国に生まれた科挙という制度は、貴族として生まれた者たちが政府の役職を独占していた隋朝の楊堅(文帝)が初めて導入したもので、「家柄や身分に関係なく誰でも受験できる公平な試験制度」だったので、当時としては世界的にも非常な革新であったとされる。

我が国を代表する東大は江戸時代に設立され、江戸幕府直轄の学問所となり、外国書籍の読解やヨーロッパ諸国の科学技術を取り入れるための機関となり、主として政府を支える役人が育っていった経緯がある。

その結果、戦後“民主的選挙”で選出された「ローカルボス」たちよりも教養が高いのは当然だったから、“偏差値の低い”代議士にこき使われることに耐えられない官僚が出てもおかしくなかった。

素人の私が局長に随行して国会の委員会に行ったときに、「見てはいけないもの」実態を見てしまった気がして精神的ショックを受けたものである。


あれから40年余、あの頃以降、不満を覚えて議員秘書に転向した多くの官僚たちが政治家に転向していったが、やはり「朱に交われば何とやら」、悪の誘惑にはまったく無防備の様である。


今朝の産経抄子は「政治家の筆記試験…「憲政の神様」は何を思う」としてこう書いている。

≪最近、多くの企業が工場見学を積極的に受け入れている。たとえば老舗のハムの工場では、製造過程を解説するだけでなく、実際にスタッフが肉を加工する様子をガラス越しに見ることができる。会社は、商品の魅力、安全性を消費者に直接アピールする絶好の機会と捉えているようだ。

▼東京都の小池百合子知事の動きが、新年早々慌ただしい。早くも今夏の都議選に向けて、候補者の絞り込みを始めた。主宰する政治塾「希望の塾」が先週末に行った筆記試験は、その第1段階である。約1600人の受験者は、論文とマークシート式の適性テストに挑んだ。

 ▼試験内容の一部は、テレビ報道などで明らかになっている。小池氏を支持する現職の都議や区議も参加していた。熱気あふれる試験会場は、まるで都議選候補者の工場のように見えた。有権者に「製造過程」を明らかにするとは、何事にも「透明性」を重視する、いかにも小池氏らしいパフォーマンスといえる。

 ▼政治家の資質を、筆記試験や面接で見極めるのは不可能である。当然、こんな声も出てくるだろう。ただ、政務活動費の不適切な支出から品性を疑いたくなるヤジまで、都議会を含めた地方議会の劣化が、問題になって久しい。職員に質問を作らせ、しかも漢字を読み間違える、あきれた議員もいるらしい。小池氏としては、最低限の「品質保証」を世間に示す狙いもあるはずだ。

 ▼かつて「憲政の神様」と称された政治家、尾崎行雄は、国会議員の資格十か条を挙げている。まず第1に、「広く内外の形勢を明らかにし、当世の事務に通ずるを要す」と記した。

 ▼政治家にとって最も大切な能力を、筆記試験で確かめる。そんな時代が来るとは、夢にも思わなかっただろう。≫


議員の実態を見て来た私は、「小池氏らしいパフォーマンス」とは思わない。むしろ筆記試験実施が遅すぎた気がしてならない。

号泣議員や、領収書捏造議員、車の燃料費水増し請求議員、前都知事の実に愚かな所業などを今一度思い返してほしいものだ。

[画像をブログで見る]

≪この方々にも実施してほしかったが“受かった”だろうか?≫

議員になれば「何をしてもいい」とばかりに、一市民でさえも気が引けるようなミミッチイ金集めと不倫騒動など、バッジが悲鳴を上げ続けている気がする。


玉石混交とはよく言われる言葉だが、あまりにも“玉”が少な過ぎた。

“馬鹿”がバッジをつけて税金から過大な給料をせしめているかと思えば、一隅に甘んじている庶民にはたまったものじゃあるまい。だから「“馬鹿”の連鎖反応」が起きて、いつまでたっても質の向上は望めないのだ。

勿論、今回の小池知事の試みが、万全なものとは言えないだろうが、少なくとも「職員に質問を作らせ、しかも漢字を読み間違える、あきれた議員」を減らすことは可能だろうし、小池氏が試みた「最低限の『品質保証』を世間に示す狙い」は、“馬鹿”が出馬する抑止力にはなるだろう。

今年は質の悪い政治家らの淘汰が始まる。何となく面白い年になりそうでく楽しくなってきた!。

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