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現状の分析ができない偉い方は引退を

青山学園大学陸上部原監督のインタビューがあの江川さんの記事として出ていました。これをみて今の日本における問題点を考えて見たいと思います。

>「私がやっているのは、今までの陸上界の常識と真逆のこと。なにしろ陸上界と言えば、辛抱、忍耐、根性、謙虚……。私も、そういうことは伝えますよ。でもそれより上位にあるのは、チャレンジとか、明るくハッピーに行こうとか、わくわくしようぜとか……」

>――偉い人たちは、それを認めちゃうと、自分たちを否定されたように思うんでしょうか。

様々な分野において伝統は大切です。しかしコンピューター含め物が変化したこの時代、効率化の追求、新しい機械の活用、作業の見直しなど絶対に変化させないと競争には勝てません。その中で今までの指導者は新しいものを取り込まなければいけないのですが、大部分の方は失敗を恐れて今の安定している時代の変化を望みません。一時代を築き上げたのですからある程度仕方ありません。

医療の世界でも同じです。ついこの間もこんな提案がなされています。(医師の地理的偏在の解消に向けて)まあ丁寧な文言で書かれているのですが要約すると

「新しく医師になったものは保険医療(患者を保険診療で診る)をずっと続けていくためには一定期間の僻地勤務を義務付ける。でも今登録されている人は僻地勤務なしでそのまま診療できる」

まあ私は自衛隊での勤務を義務づけられた防衛医大でしたのでこのような規制は経験していますが、入学の時に説明を受け納得して入学しています。(まあ当時はあまりわかっていませんでしたが)しかし防衛医大や自治医大と違って最初に学生たちに条件が提示されていない今の若い医師たちに居住、勤務の自由を剥奪するこの施策については納得ができません。まさに事後法じゃないですか。

まして今の既得者にはその勤務の強制なし?で継続診療許可。そしてその施策を決めるのは既得者たちが委員をされている厚労省の会議。まさに若者だけに働けというただのブラックじゃん。

新しく出ている専門医制度でも実はこの僻地勤務の問題は言われています。(絶望の専門医制度)これも専門医という証明書のための若者の人身御供施策にすぎません。もちろん医局制度はある程度必要なことはあるのですが、であればこそちゃんとそれなりのお金、昇進などのインセンティブを与えてあげなきゃ。しんどい医療をやる人に何かしら与えなければそこはただの強制でしかありません。ひいては仕事をやらされるだけになり、結果生産性は上がりません。

どの世界でも行わなければいけない変革。グローバル化という名のもとに行われた改革が中途半端であったからこそ今のブラック企業や格差拡大が日本に出てきています。結局未来を育てるのか、現状を維持するのかのバランスがとても大切なのではないでしょうか。

原監督が言うこの20年の分析ができない様々なお偉い方は引退すべきなんでしょう。結果を出した現場の意見が大切です。

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