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『日本会議の研究』出版差し止め 著者・菅野完氏「言論統制だ」

好敵手、相まみえる。日本会議会長の田久保忠衛・杏林大学名誉教授と握手する『日本会議の研究』著者の菅野完氏。=2016年7月、日本外国特派員協会 撮影:筆者=

好敵手、相まみえる。日本会議会長の田久保忠衛・杏林大学名誉教授と握手する『日本会議の研究』著者の菅野完氏。=2016年7月、日本外国特派員協会 撮影:筆者=

 「日本会議」という団体名を天下に知らしめた菅野完氏のベストセラー『日本会議の研究』(扶桑社刊)。

 本書に登場した男性が名誉を傷つけられたとして出版差し止めの仮処分申請をしていた件で、東京地裁は6日、版元に出版差し止めを命じた。

 田中は東京地裁の決定について、著者の菅野氏に聞いた。仮に政権に近い者がヘイト本を出し、それに対して誰かが差止めを求めた場合、裁判所は出版差し止めを命じたりするだろうか? これは言論統制の始まりではないのか?

 菅野氏は「言論統制だと思う」と答えた。

 「恐ろしい時代に入ったね」と田中が聞くと、菅野氏はすかさず「そうです」と肯定した。権力者が読まれては困る本は禁書となる時代が到来したのだ。共謀罪が成立すれば、続々と「禁書リスト」が出来上がるようになるだろう。

 「電車に乗る時には、周囲に気をつけて」と田中が忠告すると、菅野氏は「身辺に注意している」と語った。

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