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会社員妻との生涯収入差は1億3500万円でも「働きたくない病」の妻たち6タイプ

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働かないことの経済的損失は、1億3500万円!

上記それぞれのカテゴリーに対して、働きたくなる効果的な手法やアドバイスについては、キャリアカウンセラーなどのキャリアの専門家にお任せしたい。ここでFPという立場からお話しているのは、働かないことに対する経済的損失についてである。

以下の図表は、女性の3つ働き方とそれぞれの生涯収入の試算である(【図表1】参照)。
まったく働いたことがない「専業主婦妻」と、大学卒業後60歳まで正社員で働いた「会社員妻」の公的年金も含めた85歳までの生涯収入の差は、なんと10倍以上ある(1560万円と1億6000万円)。

結婚するまで正社員で働き、子育て期間の後、再就職してパートで働いた「パート妻」と比較しても約5倍にもなる(1560万円と8100万円)。

働きたくないという妻には、まず働くことが大切な財産であることを知っていただきたい。自分の付加価値を高め、それで高い収入(リターン)を得るのは一種の投資でもある。

前述のカテゴリー4の場合、経済的な側面とは無関係に思うかもしれないが、何らかのアクシデントが生じて、一気に家計破たんへと転落してしまうのは、実はこのようなタイプの人だ。経済的に恵まれていて、今さらあくせく働きたくないと“サボって”いると取り返しのつかないことになるケースもあるのだ。

たとえば、高収入だった夫が突然事故にあった、病気になった、亡くなった、リストラされたなどで収入が激減。収入に応じて組んだ住宅ローン返済や私立に通学する子供たちの教育費、膨らんだ生活費などが見直ししきれず、たちまち困窮してしまうといったパターンである。それほど、夫の収入に依存度が高い専業主婦という立場は、高リスクということを自覚しよう。

妻に働きに出てもらいたい夫が今すぐすべきことは?

そして、妻に働きに出てもらいたいなら、夫の方にも一言。

育児や家事、介護などを妻が一手に担っているのであれば、それに仕事が加わった場合、その分の負担を軽減するために、夫や子どもなど家族の協力や理解は欠かせない。

妻に対してのみ「子供や家のことはちゃんとして欲しいし、稼いでも欲しい」というのは虫が良すぎるというものだ。

パートナーエージェントが20~59歳の共働きの既婚者2200人に行った「夫婦の就労実態」に関するアンケート調査によると、共働き世帯の場合、夫と妻の年収差が少ない家庭ほど、家庭での家事・育児の分担は平等であると回答している。

年収差が「301~400万円」もある世帯の場合、妻の方に家事・育児の負担がかかっている世帯が93%超(「どちらかと言えば妻が担当」29.5%+「ほとんど妻が担当」54.5%、「妻が担当」9.1%)と大多数を占める。一方、年収の「差はない」世帯の場合、60.0%が家事分担は「平等」と回答している。

なお、話はそれるが、年収差がない共働き夫婦やファミリーが平等に家事などをこなしている様子はなんとなくわかるが、さらに、年収差が大きく、いずれかの年収が高い場合、「ほとんど夫が担当」あるいは「どちらかと言えば夫が担当」の割合が増えている点も面白い。

今や、できるだけ妻はソトに出て働き、夫はウチに入って家事・育児をする時代なのかもしれない。いずれにせよ、少子化・高齢社会の影響で、働かない妻への社会的優遇措置は、今後も減少傾向にある。

働き方も多様化し、在宅ワークやテレワーク、趣味や特技を活かして起業する方法などさまざまだ。そして、働くということは、豊かな老後を送るための3大要素「いきがい」「健康」「お金」にもつながっていくことを忘れてはならない。

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