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知名度アップに躍起、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」に沸く浜松市

 NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」が2017年1月8日から放送がスタートするのに合わせ、舞台となっている静岡県浜松市では、年明けから大河ドラマの放送に合わせたイベントが目白押しだ。市では「大河ドラマを通じて地域の魅力を発信していきたい」と意気込んでいる。

出世大名 家康くんと出世法師 直虎ちゃん(浜松市提供)

 2015年の「ゆるキャラグランプリ」に輝いた「出世大名 家康くん」は浜松市のマスコットキャラクター。徳川家康が浜松城主から駿府城主を経て天下統一を果たしたことから、浜松市を出世の街と銘打ちアピールしている。浜松市では岡崎市や静岡市とともに徳川家康をテーマにした大河ドラマの制作をNHKにプッシュしていたというが、2015年8月にNHKより伝えられたのは井伊直虎を主人公にした大河ドラマの制作だった。その際は、地元でも「直虎?」との反応が少なくなかったようだ。

 そのため浜松市は、主人公の直虎がどういう人物なのか知ってもらおうと、歴史学者や作家らを招いた講演会を開催するなどして直虎の知名度アップに努め、今年1月には官民連携による「『おんな城主 直虎』推進協議会」を組織。オール浜松の態勢で「直虎プロジェクト」を始動させた。

 今夏には、家康くんに次ぐ市の公式マスコットキャラクター「出世法師 直虎ちゃん」を全国約1700の公募から決定。家康くんと直虎ちゃんがペアになって浜松のアピールに乗り出した。放送開始日の1月8日には、JR浜松駅近くの会場で「戦国ご当地キャラクターフェスタ」を開催し、滋賀県彦根市の「ひこにゃん」、長野県上田市の「真田幸村」、群馬県の「ぐんまちゃん」など武将をモチーフにした全国のキャラクターが一堂に会して番組を盛り上げるという。

市内には直虎をアピールする幟や看板が目立つ=JR浜松駅

 さらに1月15日には浜松市みをつくし文化センターに、ドラマ制作で使用した小道具などを展示した大河ドラマ館がオーブンする。ゆかりの地などの観光情報を発信する施設や関連の土産物を扱う物販店なども市内各所に相次ぎオーブンし、ゲーム会社とタイアップした、ゆかりの地を巡るスタンプラリータイプの企画も予定されているという。「直虎プロジェクト」関連事業の浜松市経費は道路整備も含めて計約13億7000万円にのぼっている。戦国の世から平成の世に降り立った井伊直虎は浜松に何をもたらすのか?浜松市観光・シティプロモーション課は「大河ドラマを通じて浜松の魅力を広く知っていただき、地域経済を盛り上げていきたい」と話している。

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