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2017年前半の原油相場見通し

読者諸賢には健やかな新年を迎えられ、おめでとうございます。

皆様に実り多き年になることを祈念いたします。

1月となり、OPEC やロシアなど非加盟国による減産が始まっているはずです。

減産実施国の原油生産量は、昨年10月時点の数量より日量百数十万バレル減る目論見となっています。

減産が予定通り実行できる場合、2017年の世界の石油需給バランスは供給不足に転じることが見込まれます。

 

過去10年弱の推移を見ると、2011年までの供給不足を背景に原油価格は$80/bblを上回り、2012年に供給過剰となった際に頭を押さえられたあと、2013年に再び需給が改善して年末の価格は$100/bblに迫りました。

その後は供給過剰が価格を低迷させています。

2017年の需給バランスが不足に転じるなら、原油相場が$60/bblを超えて$80/bblに達するのは極めて自然な流れといえるでしょう。

もちろん、相場上昇によるシェール オイル増産は当然予想されます。しかし、2016年中のリグ稼働数は200基程度増えただけで年末時点で525基に過ぎません。

過去の記録からリグ稼働数が1,000基を超えると産油量に大きな影響を与えており、2012年からの米国産油量増加局面では月間に日量10万バレル余り増えています。

同様の増勢が再現されると、1年半程度で今回の減産は帳消しとなる計算です。

米国のリグ稼働数増加ペースは、最盛期で月に30基程度となっていました。同じペースが繰り返されると、現在の水準から2か月余りでリグ稼働数は1,000基を超えることになります。

ただし、リグ稼働数増加の最盛期の原油価格は$70~$110/bblで、足元の相場水準は開発のトリガーとしては物足りない感が否めません。


2017年の第1四半期は需給改善を背景に相場堅調で、それがトリガーとなってリグ稼働数の増加ペースが月間20基を超えたところでセンチメント転換が予想されます。

ただし、すべては減産が実行されることが大前提ですが。

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