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BOOK『くたばれパヨク』を読んで。

■チバレイ流パヨク論考 第2弾

 最近は本当にリベラルやサヨクに対する研究・批判本が多くなり、本音で書かれた活字を読むことも多くなった。少し前までなら一部の保守論客の本でしか読めなかったような正論が、様々なタイプの論客から聞かれるようになったので、自然と購入する本も多くなり積読本がますます増える傾向にある。

 そんな状態だから、なるべく薄く平易な文章で書かれた興味深い本から優先的に読むことになる。人間は心理的に簡単な問題から先に解決していく傾向にあるので、難解で読みづらい分厚い本は最後まで残ってしまうのかもしれない。

 前置きはこの辺にして、この年末に平易で興味深い本の1つ『くたばれパヨク』を一気読みした。昨年ベストセラーになった千葉麗子氏の『さよならパヨク』の続編的な位置付けになる本だが、文章量的には少し増えた感じがしたものの、内容的には前作同様、パヨク(劣化した左翼)の暴露本というか、入門書という趣きの本だった。ある程度の保守的な知識のある人には少々物足りなく感じるかもしれないが、大部分の日本人はパヨクに関しては素人だと思われるので、これはこれでよいのかもしれない。

 前書同様、詳細は省かせていただくが、大きく分類すると、「芸能界とパヨク」「教育とパヨク」「若者とパヨク」という感じでパヨクの実態を彼女なりに簡易レポートしたエッセイ風の書物になっている。タイトルは「さよなら」から「くたばれ」と過激になっているが、内容的には逆に大人しめになっている。

 「芸能界とパヨク」では、パヨク芸能人を断罪するというスタイルではなく、ある意味で、同情的なことが書かれていた。千葉麗子氏曰く「(芸能人の)主要な得意先であるマスメディアがパヨれば、それに合わせて芸能人もパヨるのもある意味仕方がないことなので、既存メディア以外でも(芸能人が)活躍できる場を考えなければならない」(原文ではない)とのことだが、これは全く同感だった。

 「教育とパヨク」では、「(戦後)70年以上かけてパヨった教育は、さらに長い年月をかけないと取り戻せない」と書かれていた。

 私が中学生の時の社会科の教師は、なぜか、日本の歴史よりも中国の歴史を熱心に教える教師だった。中国の元号は熱心に教え込むのに、日本の元号は教えないという教師だったせいか、中国の元号はキッチリ覚えているが、日本の元号はほとんど覚えていない生徒ばかりという有り様だった。

 中学時代の私には、思想的な知識も探究心も無かったので、「先生、なぜ中国の元号は教えるのに、日本の元号は教えてくれないのですか?」というような質問もできなかったが、今考えると、あの教育は一体なんだったのか?と思う時がある。

 「若者とパヨク」では、「環境パヨク」「人権パヨク」「反戦パヨク」と3つのカテゴリーの説明が書かれており、かつて「反原発」という「環境パヨク」にハマってしまった自らを反面教師として、若者にアドバイスされている。

 しかし、つい2〜3年前まで反原発アイドルだった人物が、これだけの短期間で見事に転身できるということは、驚きであると同時に可能性を感じさせもする。「70年以上かけてパヨった教育は、さらに長い年月をかけないと取り戻せない」という彼女の言葉に照らせば、実際はもっと短期間で取り戻すことが可能であることを身をもって証明してくれているかのようだ。今後の更なるご活躍に期待したい。

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