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【VRゲーセン】、全米最大SCにオープン!「VR PARK TOKYO」より意識しているコト?



■ミネソタ州ブルーミントン地区にある全米最大級のショッピングセンターのモール・オブ・アメリカに20日、総合アミューズメント施設「スマッシュ(Smaaash)」がオープンした。スマッシュはインド国内で6ヵ所展開しており、モール・オブ・アメリカの4階に位置するスマッシュはアメリカ1号店となる。ゲームセンターやゴーカート、VRゲーム、レストラン、バーを展開するスマッシュの広さは約1,100坪で総工費1,200万ドル(約14億円)。モール・オブ・アメリカとは9年間のリース契約を結んでいるという。スマッシュが他の総合エンターテイメント施設と異なるのはVR(仮想現実)を使ったゲームを多く取り入れているところだろう。高層ビルに取り残された猫を救出するゲーム「バーティゴ:ウォーク・ザ・プランク(Vertigo:Walk the Plank)」では、オキュラス・リフトのヘッドセットを装着した参加者が仮想現実(VR)となる高層階にかかった細い板の上を歩くというものだ。実際には数十センチの高さしかなくゲーム参加者も安全用にバンジージャンプ・ハーネスがしっかり取り付けられているのだが、地上数百メートルというVRの恐怖とグラグラした台のため参加者のほとんどが渡り切れずに落ちてしまう。落下時の周囲の風景もVRで再現されるのでよりリアルに恐怖を感じるのだ。またVRジェットコースターの「フィンガーコースター(Finger Coaster)」は参加者がタッチパネルを使いジェットコースターのコースを作成するところから始まる。最大4人まで乗れるコースターにオキュラス・リフトを装着して乗りこみ、コンピューターが仮想現実に3D再現したコースを体験するのだ。コースター自体も動くばかりか効果音や風まで再現されるため、リアルなジェットコースターの恐怖を味わえる。その他にもオキュラスリフトを装着して、リアルにも動く乗り物から敵ロボットと戦うVRゲームや立体コースを走るゴーカート、実際にボールをけってゴールを決めるサッカーゲームやホッケーゲームがある。料金はVRゲームが1回5ドル、6分間のコースを走るゴーカートは23ドル(レンタルのレーシングユニフォームが6ドル)となっており、スマッシュでゴーカートやVRゲームなどの遊び放題の1日パスは50ドルとなっている。
 スマッシュは来年、ラスベガスやマイアミ等にも出店を予定している。

トップ動画:VRジェットコースターの「フィンガーコースター(Finger Coaster)」のプロモ動画。フィンガーコースターは参加者がタッチパネルを使いジェットコースターのコースを作成するところから始まる。最大4人まで乗れるコースターにオキュラス・リフトを装着して乗りこみ、コンピューターが仮想現実に3D再現したコースを体験するのだ。コースター自体も動くばかりか効果音や風まで再現されるため、リアルなジェットコースターの恐怖を味わえる。



地元TV局が伝えるモール・オブ・アメリカにオープンした総合エンターテイメント施設「スマッシュ(Smaaash)」。TVレポーターが高層ビルに取り残された猫を救出するゲーム「バーティゴ:ウォーク・ザ・プランク(Vertigo:Walk the Plank)」に参加しているが、あまりのリアルさに相当怖がっている。ショッピングセンターはよりリアルなVRゲームを導入することで、ネットに奪われた客を奪回する。
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。モール・オブ・アメリカにスマッシュ(Smaaash)がオープンした同じ時期、渋谷にVR(仮想現実)を利用したアトラクションが楽しめる「VR PARK TOKYO」がオープンしました。VR PARK TOKYOのコンセプトは脱ゲームセンターですが、スマッシュのコンセプトはゲームセンターの再定義です。VRゲームだけを集めたアミューズメントパークにすると、どうしてもコンテンツが限られてしまいます。ショッピングセンターに集客する目的もあり、バーチャルだけでなく(VRに参加していない、参加できない)見ているひとも楽しめるリアルなゲームも必要なのですね。輪投げや鉄砲射撃ではアーケードゲームと変わらないので、スマッシュではコンピューターのキーパーを使ったサッカーやホッケーを導入しています。で、ゴールを決めたら6,800ドルのハーレーダビッドソンバイク(Street SG500)がもらえる高級アーケードゲームとなっています。

⇒インドでは1号店のオープンから4年間で5人しかゴールを決められたかったのです。が、ホッケー人口が多いアメリカではオープン初日に2人がゴールを決めてバイクをゲットしたとか...ホッケーゲームの賞品は、バイクから100ドルのギフトカードになったのです。ただ、口コミの効果は大きいですから、まだバイクが賞品となっているサッカーゲームには、猛者がやってきて挑戦しているようですね。こういったからだを動かすゲームがないとファミリー層や大人のグループには受けないと思います。ましてやモール・オブ・アメリカでも客が入らない(上がってこない)と言われる4階にあるので、ゴーカートも平面コースではなく、わざわざ立体コースを採用しているのでしょう。VRゲームだけではヒキが弱いのでアーケードゲームやレストラン、バーを導入し1,100坪の面積に総合アミューズメントパークを展開しているのです。そうはいってもゲームコンテンツの刷新がサステナブルな集客のカギですね。
 VRゲームを含む総合アミューズメントパークはショッピングセンターの核テナントには難しいですが、集客の役には立つでしょう。

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