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朗報?悲報? UQ、WiMAX2+の規制方式変更

先日から欲しがっている新しい6インチクラスのSIMフリースマートフォンですが、残念ながら地元量販店では候補機種が入荷しておらず、モックもない状態なので購入に踏み切れません。
候補機の中で唯一、HUAWEIのMate 9だけは実機が置いておりました。持った感触ですがなかなか良く、同社の従来機のようなペタっとした板状ではなく多少カーブを描いていますが、ZenFone2のように机においたらバタバタしてタップできないような湾曲ではなく、あくまで手に馴染みやすいことを重視したゆるやかなものとなっていて、他に候補がなければ決定してもいいと思えるレベルでした。

ただ、5.9インチとわずかに小さくなっているのに加え、ベゼルも狭いのでだいぶ手に盛った時の感覚が小さく、その点でやはりFonePadNote6にはおよびません。このベゼルこの背面で6.4くらいなら文句なしなんですが。ちなみになぜかこうした最近の6インチクラスのスマホは「ナノSIM2枚可だが、そのうち一枚はマイクロSDカードと排他利用」という点で全く同じであり、ZenFone2がマイクロSIM2枚挿し+マイクロSDカード同時利用可」と比べると勝手が落ちる印象です。なんで横一線なんでしょう? 悪い方に合わせてどうする!? 

SIM同時利用の関係とかあるんでしょうが、せめてSIMスロットの一つをマイクロSIM可、にしてい欲しかったものです。手持ちにはマイクロSIMしかなく、交換には手数料と日数が必要になってしまうため、当面新しい6インチスマホを買ってもWiFi経由のみの利用になりそう。


そういうSIMを挿さずに使うスマホを外出時でも使えるようにしてくれるのがモバイルルーター。それ用のサービスを提供する代表格と言っていいUQのWiMAX2+が、来年から速度制限の方式を変更する、という話が出ています。

UQ、WiMAX 2+の通信制限を大幅緩和
~3日間10GB、速度規制は夜間のみに


3日間の速度制限の容量といえば1GB、と以前は横へ倣えの競争なし告知なし、カタログにはものすごく小さな字で書いてあるだけという扱いだったこの制限ですが、WiMAX2+では来年2月より3日間10GBと、その10倍まで制限猶予をアップさせるとか。

以前は3GBでしたからそれよりも多い容量です。しかも、速度制限をくらっても時間は原則夜の18~26時の間だけとなり、それ以外は制限を受けずに使えます。わたしのモバイルルーターの使い方は月に一週間ほど集中して使う、というもので基本3日制限は受け入れられないのですが、それだけ使っても使用する容量はおよそ6GB。こたびの新制限のような3日間で10GBを使うような使い方はわたしには現状不可能で、実質的に無制限に等しく、仮に月間使用料無制限のコースと合わせれば、事実上制限なしで使えることでしょう。おそらくそういった利用のユーザーが大半であり、多くの人は今後制限なしで使えると言っていいかも知れません。

・・・と、ここまでは朗報と言えるかも知れませんが、どんなに容量が増えても
・結局3日間制限が残った
・制限を超えた場合の速度が再び1Mbps以下に格下げになった
この二つが問題なのです。しかも、UQのやり方にはいくつか疑問があります。

WiMAX2+の新たな“3日で10GB制限”はユーザーのモバイル環境をどう変えるか?

こちらの記事では、3日間速度制限が発生した場合の速度を「4Mbps以下」としていますが、いつの間にこんなに下がったのでしょうか? わたしはWiMAXが3日間制限を実施すると発表した時からWiMAXを捨てているので当然2+は利用したことがなく、具体的な速度を計測したことはありませんでしたが、当時の報告では「6Mbps以下、だいたい5Mbps強」と聞いています。

また、わたしが某所でWiMAX販売員から説明を受けたとき「このルーターは営業時間中つけっぱなしなので常時制限状態ですが、これだけの速度をキープしていますよ」という説明を受け、そのベンチマーク結果から「あ、制限下でも意外と速い」と感心したことがあります。わたしはPCでインターネット利用する際の不満やストレスのない速度を「5Mbps以上、最低でも4Mbps以上」と定義していますので、それに満たない数字をしました場合、それだけで感心することは絶対にありません。

ということは、その時は制限時でも間違いなく4Mbpsを下回らない速度だったのです。それがいつの間にか4Mbpsを上回らないように変更されていたのでしょうか。impressは以前、WiMAX2+が3日制限をいよいよ開始する際にもリークを受け、その日時を示したこともあり、UQとは深いつながりと広報が直接言えない悪い面をこっそり告知する役割を担う関係と思われます。今回の記事もこっそり下げた数字をやんわりと知らしめるためのものでしょう。速度制限時4Mbps以下というのは競合であるワイモバイルの503HWの速度制御(ソフトバンク系独自の表現)時と同じであり、そっちに合わせたものと思われます。こっそり悪い方に合わせる、という業界の悪い習慣がここに生きていることを感じます。

そしてその制限すら下回る速度にこのたびしようとしているわけです。経験上1Mbpsを上回らない場合、モバイル機器でもストレスを感じます。モバイルPCしか使わなければ確かに3日10GBを超えることはほとんどないでしょうが、デスクトップ機や準デスクトップ型の大型ノートPCを複数常用しているのなら、3日10GBという数字は決してあり得ない容量ではありません。ましてUQはWiMAX2+をローカル回線の代用品として使えるような宣伝と、そういう機器を販売しているのですから、3日10GBを超えるような使い方をされても本来文句は言えないはずなのです。まして再び1Mbps以下に下げられるということは、普段半ば速度制限状態で使っていた人にとって大幅な使い勝手の低下となります。時間が短いことも、その時間帯で使うことがほとんどの場合(多分ほとんどの人がネットでおおきな容量を利用する時間帯は18~26時に限られるでしょう)、事実上「ネット使うな」制限に等しいものです。

まして業界全体で「悪い方に合わせる」習慣がある半独占事業なのがMNO事業なのですから、気が付いたら10GBが3GBに、そして1GBにと告知なしで下がる可能性は十分あるのです。そして4Mbpsまでの速度は廃止されるわけですから、その場合は1Mbps以下、ということに・・・。3日制限が存在する以上、いつ「3日制限があることを分かったうえでユーザーは買っているのだから、制限を強化しても構わない」と業界全体で決めてしまうか分からないのですから。UQは速度制限には抵抗を持ち、なるべくやらないほいうがいいと考えているサービスであるとは思いますが、談合で決まったら逆らえませんから。

そういうわけで、わたし個人としては3日制限が存在し、制限時速度が下がる、という事実がある限り、WiMAX2+は今回の措置があったとしても薦められないサービスでしかないです。月間制限なしコースを用意してあるから、代わりにどこかで別制限をかけなければならない、という制約でも多分あるのでやってるんでしょう。今回の「制限緩和」の文句は、わたしには最大速度○○Mbpsと同じ宣伝のためのキャッチにしか見えません。そんなものより理論値を落としても制限のない、旧WiMAXと同条件に戻してもらいたいものです。

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