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【年末企画】2016年に購入した三者三様のスマホからiPhoneとAndroid、Windowsのそれぞれを取り巻く状況をほんのり考察(アプリ開発エンジニア・えど編)


今年買ったスマホはiOS・Android・Windowsの各1台!年末企画で2016年を振り返る

気が付けば2016年ももうすぐ終わり。筆者がそんな2016年に購入したスマートフォン(スマホ)は3台で、物欲が控えめ(?)な1年でした。しかしながら、iOSが1台、Androidが1台、Windows 10 Mobileが1台と、結果的にバランスよく、いろいろな環境を試せていたように思います。

そこで本記事では、年末企画としてこれらの購入した3台を振り返りながら、iOSやAndroid、Windowsといった各スマホなど向けプラットフォームを取り巻くそれぞれの状況を振り返っていきます。

【Windowsスマホの試金石「NuAns NEO」】

今年はじめに購入したのは、スマホアクセサリーなどを販売するトリニティが販売する「NuAns NEO」。2016年2月に出荷が開始され、OSにWindows 10 Mobileを採用したこと、別売りの背面カバーでカスタマイズできることなどが話題を集めました。

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OSもデザインも注目を集めたNuAns NEO

筆者は初期出荷版をゲットしたのですが、品質がなかなか安定せず、タッチパネルのスクロールががたついたり(過去記事参照)、OSアップデートができなくなってスマホをメーカー送りにしたり(過去記事参照)しました。もともとアクセサリーメーカーであるトリニティにとって、スマホ本体のサポートはいろいろとチャレンジングなところがあったのでしょう。


初期状態ではスクロールが不安定だった

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メーカーに送ってOS更新してもらったこともあった

市場的にあまり売れたとは言えないWindows 10 Mobileスマホですが、個人的にもあまり活用できませんでした。アプリに関して多くは期待しませんが、個人的によく使うFacebook Messengerアプリが長い間、漢字が中国語のフォントで表示される(いわゆる「中華フォント」)状況で、実用にならなかったのが痛いところ(注:2016年12月現在、日本語のフォントが正しく表示されるようになっています)。

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ようやく実用になりそうなWindows 10 MobileのFacebook Messengerアプリ(写真=左)、実はLINEも使える(写真=右)

また、Windows 10 Mobileの大きなアピールポイントで、スマホをモニターに接続してPCのように使える「Continuum」もWindows 10のパソコンと完全に同じ環境になるわけではなく、個人的には使い道を見つけられませんでした。

そういえば2年前にも、Firefox OSのスマートフォン「Fx0」を購入しました(過去記事参照)が、やはり活用できたかは微妙なところ。iOSやAndroidに続く第3のスマホOSは、手を出しても今の筆者には使い切れないようです。

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Firefox OSの「Fx0」。第3のスマホOSは個人的に期待したいが……

【高級SIMフリースマホの先駆け「HUAWEI P9」】

続いて購入したのは、ファーウェイが日本国内では2016年6月に発売したAndroid搭載スマホ「HUAWEI P9」。筆者は発売直後にシルバーを購入しましたが、11月には新色のレッドとブルーが追加発売されています。

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HUAWEI P9からはファーウェイの本気を感じる

国内で販売されるSIMフリーのスマホは、比較的安価なものが多かったのですが、HUAWEI P9はファーウェイのハイエンド機種で、当初のメーカー希望小売価格は税別59,800円(現在は50,800円)と、なかなか強気な価格設定でした。内容も価格相応に充実しており、ライカブランドをうたったダブルレンズカメラは、その外見も写真作例も大いに注目を集めました(過去記事参照)。

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HUAWEI P9を象徴する、ライカブランドのダブルレンズカメラ

HUAWEI P9をきっかけにしたように、2016年の後半には、5万円以上のハイエンドSIMフリースマホが他社からも続々と国内投入されました。その意味でHUAWEI P9は、国内SIMフリースマホに「安い」以外の価値を提供した先駆けと言えるのではないでしょうか。

個人的にもHUAWEI P9への満足度は高く、現在のメイン機種になっています。これでNTTドコモのVoLTEに対応してくれれば、言うことないのですが。

【変わる中身、変わらないデザイン「iPhone 7」】

最後に購入した「iPhone 7」は、アップルのiOS搭載スマホ「iPhone」シリーズの最新機種で、2016年9月に発売されました。筆者は発売日に2世代前となる「iPhone 6」からの機種変更でソフトバンクから購入しました。

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発売されれば、やはり話題になるiPhone 7

iPhone 7については、「増えたこと」と「減ったこと」、「変わらなかったこと」に注目が集まりました。「増えたこと」の代表は何といっても「Apple Pay」の国内対応でしょう(過去記事参照)。JR東日本のSuicaや、クレジットのiD・QUICPayへの対応は、Androidでは何年も前から当たり前に行われていますが、Apple Payではクレジットカードをスマホカメラで撮影して登録できたり、SuicaカードをiPhoneに取り込んで登録できることで、使い始めのハードルを大きく下げました。その他、防水に対応するなど、他社製品が採用してきた機能を取り込んで利便性を高めました。

一方の「減ったこと」では、ヘッドホン端子がなくなったことが話題になりました(過去記事参照)。個人的にはあまり使わないのですが、お気に入りのヘッドホンを直接接続できなくなって困った人がいるのもまた事実。この変更が正しかったかどうかは、半年から1年後あたりに他社がどれだけ追従しているかで判断できるでしょう。

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ヘッドホン端子がなくなってすっきりした、iPhone 7の下面

「変わらなかったこと」で象徴的なのはデザインです。iPhone 7も、大型モデル「iPhone 7 Plus」も、カメラの大きさ以外は、2世代前のiPhone 6シリーズからずっと、ほぼ同じデザインです。変わらない外見を「新鮮味に欠ける」と見るか「安定した定番の魅力」と見るかは、ユーザー次第といえそうです。なお、来年モデルで大きなデザインチェンジが行われるという噂もあります。

【まとめ:各プラットフォームの現状を象徴する3台】

本記事では年末企画として、筆者が2016年に購入した、Windows 10 MobileのNuAns NEO、AndroidのHUAWEI P9、iOSのiPhone 7を振り返って紹介しました。それぞれが「市場で存在感を出せないWindows 10 Mobile」「SIMフリースマホのラインナップが拡大するAndroid」「進歩とマンネリが共存するiOS」といった、各プラットフォームの現状をよく表しているのではないでしょうか。

2017年は、3台より多くのスマホが購入したくなるような、魅力的な製品がたくさん登場することを期待します。

記事執筆:えど(吉川英一)

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