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【根拠なき熱狂か】

ニューヨーク証券取引所のダウ平均株価、大台の 2 万ドルに届きそうで届きません。20日は取引時間中に 1 万9987ドルまで上昇し、またまた ことしの最高値を更新しましたが、あと僅かのところで失速。 1 万ドルに達したのは 1999 。当時のジュリアーニNY市長とNY証券取引所の会長が市場のクロージングの「カンカンカン」をやって、Dow 10000 の帽子を配ったそうです。

株価 2 万ドルは、根拠なき熱狂(irrational exuberance) かどうか、先週、 FRBイエレン議長も記者会見で聞かれていました。 トランプ次期大統領の経済政策に対する期待先行なのでしょうが、それでも Dow 20000の帽子(Nicholas Tyburskiデザイン)はあるみたい。

WSJ の US Stocks Rise as Dow Nears 20000(ダウ 2 万ドルに迫る)はざっくりこんな感じです(全文の翻訳ではありません)。

アメリカの株価はトランプ次期大統領の政策に対する期待から 11 月8 日以降、この 6週間上昇してきた。景気を刺激し、物価を上げ、アメリカ企業に対する規制が緩和されるという期待だ。ダウ平均株価は年初から15 %、S&Pは11 %、さらにナスダクは10%の上昇となる。

経済成長率と物価が高まるという予測からアメリカ国債に圧力がかかり、大統領選挙以降、利回りが上昇している。物価上昇は長期の政府債務の利回りを悪化させるため、投資家にとっては保有する魅力が減るのだ。

10年もののアメリカ国債は 20日、2.580 %まで上昇した。前日の 19日には2.544%だったし、大統領選挙の11月8日は1.867%だった。

経済成長に対する期待は、ドル高にもつながっている。16の通貨バスケットで見ると、2002年10月以来のドル高水準となっている。

20日、日銀が金融政策決定会合で予想通り、景気判断を引き上げたにもかかわらず金融政策を変更しなかったことから円安ドル高が進んだ

日銀の黒田総裁は 20日の会見で、長期金利は適正な水準にあり、最近の円安は驚くような水準ではないと述べた。ドル相場は20 日、円に対して 0.8%上昇し、日経平均株価は年初来最高値を更新した。

一方、ユーロはドルに対して安くなった。トルコでのロシア大使の暗殺のほか、ベルリンやチューリッヒでのアタックにより、投資家がリスクを取る姿勢は弱まり、通貨ユーロにも反映したという。ヨーロッパの株価はことし2月の時点よりも 20 %高いものの、 2016年全体でみると 2 %の下落となっている。

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