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日本の有給休暇の消化率が世界最下位、週60時間以上働く労働者の3割が1日も有休取得せず

エクスペディア・ジャパンによるプレスリリースの一部です。

「世界28ヶ国 有給休暇・国際比較調査2016」  日本の有休消化率、2013年以来3年ぶりに最下位に
エクスペディア PR事務局 2016/12/15

世界最大級の総合旅行サイト・エクスペディアの日本語サイト、エクスペディア・ジャパン(www.expedia.co.jp)では、毎年恒例の有給休暇の国際比較調査を実施しました。世界28ヶ国18歳以上の有職者男女計9,424名を対象とした2016年の結果を発表いたします。

日本の有休消化率、3年ぶりの最下位に!!

有給休暇取得の義務化など法改正の話題も出ている日本が、今年は3年ぶりに世界で最下位の有休消化率という結果になりました。 2013年以降回復を見せていた日本でしたが、昨年の60%を10%も下回り、そして2014年、2015年ワーストであった韓国を3%下回り世界最下位に返り咲くこととなってしまいました。

当たり前ですが、有給休暇取得率と労働時間には相関関係があります。厚生労働省の2016年版「過労死等防止対策白書」(2016年10月)によると、年次有給休暇の取得率が「0%」(ようするに1年間で全く有給休暇を取らなかった労働者)は、週60時間以上働いている労働者の27.7%にものぼっているのです(下のグラフ参照)。

そして、今回のエクスペディア・ジャパンの調査によると、日本の労働者が休みを取らない理由の第1位は「人手不足」です。

下の表にあるように、有給休暇の完全取得をはじめ、完全週休2日制の実施、所定外労働時間の削減による雇用創出効果は494万人となります。時短・ワークシェアリングは、雇用を劇的に改善でき、労働者のディーセント・ワークと豊かな暮らしをもたらします。

ところが、安倍政権はさらに日本に長時間労働を蔓延させようとしています。以前アップした「バカンスが30日間のフランス、夏休みが3日の日本」「フランスより2倍以上も働いている日本」のGDPがフランスより遥かに低い事実」の中ですでに指摘していますが、以下にあるように、有給休暇の取得率が世界最下位で長時間労働が突出して多い日本は、過労死・過労自殺・「心の病」を激増させ、労働者も壊し、経済も壊し続けているのです。さらにこれを安倍政権は「残業代ゼロ法案」で深刻化させようとしています。(井上伸


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