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NY ダウ2万ドルのクリスマスプレゼント?

 米国の代表的な株価指数であるNY ダウが2万ドル目前まで来ている。 今日はちょっと調整したが、来週あたりに2万ドルを突破するのではないかという勢いである。

 まさに、クリスマスプレゼントである。 投資家も市場関係者も気分よくクリスマスを祝えることだろう。 いつの株価上昇も、世の中を明るくしてくれる。

 昔、1966年ごろから82年の8月まで17年弱、NYダウは700ドルから1000ドルちょっとの間を往ったり来たりした。

 いつまでたっても、1000ドルから上に離れていかない。 もうこれ以上の株価上昇はないのではないかということで、「株式の死」特集があちこちで組まれた。

 そのNYダウが突如として上昇に転じ、1982年8月の776ドルを起点に、2000年1月の11、722ドルまで15倍超の値上がりとなった。

 それで終わりではなかった。 1999年に念願の1万ドルを超えたと喜んでからも、NYダウは上昇トレンドを追い、いよいよ20,000ドルが視野に入ってきたわけだ。

 といっても、2002年に7,286ドルまで、2009年には6,547ドルまで売り込まれた。 決して一本調子で上昇トレンドを追ったわけではない。

 しかし、大きく売り込まれた後の戻りは大きい。 2002年から2007年にかけて1.9倍、2009年からここまで3倍強の上昇となっている。

 チャート分析だと、1982年や2007年の下げをみれば、株価は天井を打ち下落に転じたといいたくもなる。 ところが、そこからの上昇が凄まじい。

 ここに長期投資の醍醐味がある。 ある程度の上昇相場が続くと、いつでも「株価上昇は、もうここまでだ」といわれだす。

 ところが、その後の展開を見るに、「もうはまだなり」の相場格言にある通りの結果となっている。 大きな下げは、長期投資家にとって絶好の買い仕込み場であったわけだ。

 そういうと、すぐ「これまでは、これまで。 最近は状況が違っている」とか「不透明感が山積している」といった、買えない理由がずらずらと並ぶ。

 しかし、長いめで見るとやはり株価の上昇トレンドは続いている。 そこに、株式投資の本質が隠されているのだ。 他の投資商品には見られない、株式投資のみが持つ魅力といってもいい。

 社会や経済環境にどんな変化があっても、企業は長期の視野で成長を目指してやまない。 そういった企業の利益成長に向かっての努力が、長い目で見守ると株価の上昇となってくる。

 だから、長期視野で企業を応援していく長期投資が、いつでも勝ち残ることになるわけだ。

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