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ローソンとパナソニックが無人レジを開発した理由とは

コンビニの“無人レジ”について考えてみました。
ローソンとパナソニックは12日、コンビニでのレジ打ちや袋詰めを自動で行う「無人レジ」の実証実験を公開しました。無人レジの導入は、コンビニの人手不足解消が目的だけではありません。

ローソンとパナソニックは、「レジロボ」と名づけられた、無人のレジシステムを開発しました。買い物かごに商品のバーコードを読み取るセンサーがついていて、客が自らバーコードを読み込ませて清算する仕組みです。精算が終わると、かごの底がスライド式に開いて袋詰めも自動で行われます。

すでに、イオンなどの量販店では、客がモニターで商品をスキャンして金額を投入するセルフレジの導入がはじまっていますが、「ロボレジ」の目新しさは、袋詰めも自動で行うことなんですね。

さらに、ローソンとパナソニックは、2017年2月、RFID(電子タグ)を導入した実証実験を行う計画です。これが、「レジロボ」のホンチャンでしょう。

すでに工場の生産ラインでは、電子タグを使って、生産ラインの部品や作業担当者の動きを確認したり、改善に役立てたりしています。いわゆるIoT(インターネット・オブ・シングス)ですよ。

これが実現すれば、コンビニの3000点もの商品のすべてにバーコードではなく、電子タグがつけられ、コンビニにもIoTの波が押し寄せることになるわけです。

じつは、こうした無人レジやセルフレジは、コンビニや食品スーパーだけでなく、マクトナルドや無印良品でも試験導入されています。

すでに、ネットショッピングはより一層の便利さ、快適さの実現に向けて、日々進化しています。アマゾンは先日、一押しで、シリアルやトイレットペーパーなどの日用品を注文できる「ダッシュボタン」の発売を発表しました。また、食品スーパーのアマゾンフレッシュは、事前に注文した商品を店員がピッキングし、来店時に受け取る仕組みの展開を計画中です。

究極の姿は、スマホと連携するシステムに配送が加わり、迅速な出前が可能になることですね。

つまり、実店舗に足を運ばなくても、自宅のソファでお茶を飲みながら、ほしいものを手に入れることができるようになる。レジに並ぶ必要もないし、そもそもコートを着込んで店舗に出向かなくてもいい。

コンビニはいまも便利であることには変わりありませんが、必ずしも快適さを追求しているとはいえません。

また、コンビニはもはや、消費者をあっといわせるような目新しい存在ではありません。コンビニの生き残りには、進化が求められているということです。

その意味で、無人レジの導入は、コンビニの進化に向けた一歩と見ることができるんですね。

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