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「怪しいドローン」対策はワシ(鷲)の時代か

昨夜のNHKニュース関東ローカルは、埼玉県本庄市の児玉警察署が、年末の犯罪被害防止活動を始めたことを紹介し、その中で、タカが逃げる犯人役を追撃し、転ばせてしまうデモシーンが流れました。

この現代の”鷹狩り”で思い出したのが、オーストラリアで、タカと同類のワシがドローンを嫌っていて、何台ものドローン(Drone)を”撃墜”されて困っている鉱山会社があるという話でした。その瞬間映像はこれです。


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これは、野生のワシによる被害ですが、逆に、これを訓練すれば、タカが犯人を追撃できたように、ドローンを捕獲することも可能なはず。と、思って調べたら、やっぱりありました。オランダにその目的に添うワシを訓練するGFA(Guard From Above)という会社がスタートしていました。そのトップページにあるドローン捕獲映像はこれです。


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GFAは警察との連携で生まれた会社だと思われますが、その使命について、飛行禁止区域を飛ぶ敵対的もしくは怪しいドローンを空中で阻止することだ、としています。そして、ワシを使っての阻止する方法は< A Low Tech Solution for a High Tech Problem>だと述べています。なるほど。

オランダ警察は、この会社から訓練したワシを買い入れ、調教師とともに9月から、実際に配置を始めたということです。

また、先月初めのIndependentの報道によると、英国議会でも、ドローン対策にワシの活用についての議論が始まっていました。

刑務所大臣(the Prisons Minister)によると、スマートフォンやドラッグ、武器などが外部から収監中の囚人にドローンで配達される事案が増えていて、当局の脅威になっているとのこと。

これを阻止するために、刑務所やその周辺に調教されたワシと調教師を配置すべきだという考えで、ロンドン市警の警視総監も、テロリストによるドローン爆弾を阻止するために、その必要性を強く主張しているようです。

日本では昨年末に、警視庁に「無人航空機対処部隊」が発足しましたが、その方法は、ネットをぶら下げたドローンで不審なドローンを搦め捕ろうというものです。


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ワシの調教も調教師の配置も不要ですから安上がりではありますが、相手のドローンが高性能だと、ネットをぶら下げて動きの悪そうなドローンでどこまで対応できるのか、一抹の不安が残る感じです。

また、最近、あちこちのメディアで紹介されているのが、オーストラリアのDroneShield社による、この恐ろしげなバズーカ砲風な新製品です。

DigitalTrendsによると、見た目と違って、別に轟音が出るわけではなく、引き金を引くと、ドローンと操作しているパイロットとを結ぶ電波を撹乱する電波を出して、ドローンを落下させるようです。妨害電波は2キロ先まで届くとか。こんな感じです。


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ただし、妨害電波を出す機器はFCC(連邦通信委員会)が原則的に禁止していますから、誰でも使えるわけではありません。(おそらく、日本でも)

他にも、アイディアはあるようですが、個人的には< A Low Tech Solution for a High Tech Problem>を標榜するGFAのワシ活用が気になります。日本には鷹狩りの歴史がありますから、タカと同類のワシを調教する「鷲匠」の方もいるでしょうから。

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