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薄氷の減産合意について



元々宣言していた下限ラインでの減産合意をポジティブに受け入れることができないのは、50ドルを超えると売りが出る展開、といった以前の論拠がある事と、ここのところの協議を見てきた結果、合意内容を本当に実行できるのか否か、懐疑的な見方は依然として拭えないといった事があるからです。 ロシアにしてもロシア中銀のアナウンスなんか聞いていると協調路線が本当なのか否かわからないと思いますよ。リンクにあるように50ドルなんか超えてくると採算路線に乗っかるシェール企業のリグ稼働数がまたマーケットのバロメーターになるわけでしょう?

市場の視点は再度、総会からそれ(リグ稼働数)に向かう事になるし、価格上昇と稼働数は比例する形になるのでどうしても思ったように上昇しない。

実際、騒がれているほど原油価格が上昇しているわけでもなくちょっと前の水準に戻っただけ。55ドルなんて近くて遠い話であり、冷静な目で見る事が重要になる。3%の減産にやっとこぎつけた結果、価格が思うように上昇しないとなれば追加減産なんて考えられないし、ロシアなんて口約束レベルの話は簡単に反故にするでしょうね。いや、北方領土問題の事を揶揄しているわけじゃーありません。失敬、失敬、

いずれにせよ、あと原油価格が上昇するとすれば山火事とか自然災害で設備が毀損したとか不可抗力的な材料が出た場合で、スポット的に上昇するとかそういうイメージしか湧いてこない。 稼働数が増加すればまた下落するので単調なトレンドは描きにくく、狭いレンジでのボックス圏(49‐52とか)を形成できれば御の字、といったところになるだろう。価格下落はいつ何時生じてもおかしくない、という事。

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